2021年01月09日

学位公開審査(がくいこうかいしんさ)

10:10
京都芸術大学(きょうとげいじゅつだいがく)

今日(きょう)は HLさんの 学位審査(がくいしんさ)を 見(み)に 来(き)ました。
感染症拡大防止(かんせんしょうかくだいぼうし)のため、正面門(しょうめんもん)が 閉鎖(へいさ)されていました。
目どこから 入(はい)るのかなー?
そう思(おも)って、学生(がくせい)のあとに ついていくと、警備員(けいびいん)がいる 門(もん)が 開(あ)いていました。

警備員(けいびいん)「学生証(がくせいしょう)を 見(み)せてくださいexclamation
目えーっと、外部(がいぶ)の 者(もの)なんですがたらーっ(汗)
警備員(けいびいん)「どこに 御用(ごよう)ですかexclamation&question
目学位公開審査(がくいこうかいしんさ)を 見(み)に 来(き)ましたイベント
警備員(けいびいん)「ちょっと、まってくださいどんっ(衝撃)
門(もん)の そばにある 警備員室(けいびいんしつ)から、電話(でんわ)で 問い合(とい あ)わせていました。
警備員(けいびいん)「ちょっと、話(はな)してください電話
目あ、はいダッシュ(走り出すさま)

電話「どのような 御関係(ごかんけい)の 方(かた)ですかexclamation&question
目HLの 論文(ろんぶん)の 日本語(にほんご)を 監修(かんしゅう)した者(もの)ですペン
電話「どうぞ、お入(はい)りくださいsoon

というわけで、無事(ぶじ)に 入校(にゅうこう)できました。
入口(いりぐち)で 検温(けんおん)しなければなりません。
ところが、ずーっと 立(た)っていても 何(なに)も 反応(はんのう)しませんあせあせ(飛び散る汗)
目んーーーexclamation&question
すると、後(あと)から 来(き)た 人(ひと)が
T先生(せんせい)「もっと 近(ちか)づいたほうが いいですよ左斜め上
目そうですかあせあせ(飛び散る汗)
近(ちか)づいてみましたが、やはり 反応(はんのう)しませんでした。
目お先(さき)に どうぞ左斜め上
T先生(せんせい)「あ、どうも左斜め上
ところが、その人(ひと)も 反応(はんのう)しませんでしたどんっ(衝撃)
T先生(せんせい)「あー、だめだ こりゃexclamation×2
そういうと、その人(ひと)は さっさと エレベーターに 向(む)かって しまいましたたらーっ(汗)
目えっexclamation&questionいいんですかぁ〜あせあせ(飛び散る汗)
T先生(せんせい)「いいでしょうかわいい

よしえ虫(むし)も 続(つづ)いて、館内(かんない)に 進(すす)みました。
エレベーターの 同乗(どうじょう)を 誘(さそ)われましたが、部外者(ぶがいしゃ)の よしえ虫(むし)は 断(ことわ)りました。
そして、エレベーターの 脇(わき)にある サインに ドキドキしていました。
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またしても 母親(ははおや)の 気分(きぶん)です揺れるハート
階段(かいだん)で ゆっくり 上(あ)がっていきました。
どこにも 触(さわ)らずに、誰(だれ)とも 接触(せっしょく)せずに・・・
だって、部外者(ぶがいしゃ)ですからーどんっ(衝撃)

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論文(ろんぶん)は 熟知(じゅくち)していますが、作品(さくひん)は どうでしょうか?ぴかぴか(新しい)

会場(かいじょう)では 準備(じゅんび)が 進(すす)められていました。
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作品(さくひん)を 見(み)た 瞬間(しゅんかん)、よしえ虫(むし)には その意味(いみ)が わかりましたひらめき

さて、先生方(せんせいがた)が 所定(しょてい)の 位置(いち)に 座(すわ)り、発表(はっぴょう)が 始(はじ)まりました。
さっきの 人(ひと)は 主査(しゅさ)の 先生(せんせい)でしたあせあせ(飛び散る汗)
どうりで、どこかで 見(み)たような 気が・・・

副査(ふくさ)「これは どういう意味(いみ)でしょうか?説明(せつめい)していただけますか?」
HL「説明(せつめい)は・・・難(むずか)しいですね・・・できないかなぁ〜」
目おいおいパンチ
と、突っ込(つっ こ)みたく なってしまいました。
そして
目じゃ、かわりに 説明(せつめい)しますexclamation×2
とも、挙手(きょしゅ)したくも なってしまいました。
そこは ぐっと 抑(おさ)えて、しずかに 聞(き)いていました。

なんとか、難(なん)を 乗り切(のり き)った HLさん、無事(ぶじ)に 発表(はっぴょう)を 終(お)えました。

目発表(はっぴょう)、よかったよexclamation×2
HL「ありがとうかわいい
目これから、アドバイスに 従(したが)って 修正(しゅうせい)しましょうグッド(上向き矢印)
HL「はい、今日(きょう)から すぐに はじめます手(チョキ)
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2020年02月15日

卒業制作展(そつぎょうせいさくてん)その2

さて、今日(きょう)は PMさんの 作品(さくひん)を 見(み)に 来(き)ました。
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『制作(せいさく)ノート』を 全文添削(ぜんぶん てんさく)しました から、どんな 作品(さくひん)が できたのか、楽(たの)しみに していました。
だいたいの 展示位置(てんじいち)は 事前(じぜん)に 教(おし)えて もらっていたので、直行(ちょっこう)しました。
受付(うけつけ)に PMさんが 座(すわ)って いました。
目来(き)たよ〜るんるんるんるん
でも、PMさんは パソコンの 画面(がめん)に 向(む)かった ままで、気(き)づいてくれません。
目PMさんexclamation×2
PM「あっexclamation×2先生(せんせい)ハートたち(複数ハート)
目来(き)たよ手(パー)
PM「ありがとうございますハートたち(複数ハート)これ、LWさんの デザインですぴかぴか(新しい)
目へぇ〜るんるん
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目作品(さくひん)は どこ?
PM「上(うえ)ですグッド(上向き矢印)
目じゃ、早速(さっそく) 行(い)きましょうグッド(上向き矢印)
PM「ほかは 見(み)ましたか?」
目ううん、まだいい気分(温泉)
PM「ほかも 見(み)ませんか?」
目いや、まずは PMさんの 作品(さくひん)を みないと ダメでしょ手(グー)
PM「わぁ〜〜〜〜がく〜(落胆した顔)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

というわけで、恥(は)ずかしがる PMさんの 案内(あんない)で 展示室(てんじしつ)に 入(はい)りました。
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PM「この『霊(れい)』の 漢字(かんじ)が 大変(たいへん)でしたちっ(怒った顔)
目あー、これかぁ〜たらーっ(汗)

キャラクター たち
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3Dモデル たち
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グッズ
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なかでも、これが よかった!
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手首(てくび)などに 括(くく)りつけられる キャラクターハートたち(複数ハート)

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目来場者(らいじょうしゃ) 多(おお)いねるんるん
PM「昨日(きのう)までは ぜんぜん いませんでしたが〜あせあせ(飛び散る汗)

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目ほら、みんな 見(み)てるよかわいい
PM「なんで、今日(きょう)は みんな 来(く)るの〜exclamation&question

そして、ほかも ぶらぶら 見(み)て まわりました。
作品(さくひん)が 多(おお)くて 全部(ぜんぶ)は まわれませんでしたがたらーっ(汗)
posted by よしえ虫 at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 Exhibition

2020年01月14日

卒業制作展(そつぎょうせいさくてん)

本日(ほんじつ)は 京都造形芸術大学(きょうとぞうけいげいじゅつだいがく)の、博士課程(はかせかてい)の 卒業制作展(そつぎょうせいさくてん)を 訪問(ほうもん)した。
論文(ろんぶん)を 読(よ)ませてもらって、どのように 作品(さくひん)になるのか 非常(ひじょう)に 興味深(きょうみぶか)かった。

「アンフラオブジェ」という 概念(がいねん)を、どう 表現(ひょうげん)するのか。
制作過程(せいさくかてい)については、論文(ろんぶん)にも 書(か)かれていたし、本人(ほんにん)からも 説明(せつめい)してもらった。
しかし、やはり 実物(じつぶつ)を 見(み)なければ はっきりと わからない。

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さて、どんなものなのか?

目こんにちは〜
HK「きてくれて ありがとうございまするんるん
目たのしみに していたよ〜
HK「そうですかわーい(嬉しい顔)exclamation×2

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さて、皆(みな)さんは どう 見(み)るのか・・・

1月19日(いちがつ じゅうくにち)まで 公開中(こうかいちゅう)
posted by よしえ虫 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 Exhibition

2019年10月04日

広重・北斎とめぐるNIPPON(ひろしげ・ほくさい と めぐる にっぽん)

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たまたま 細見美術館(ほそみびじゅつかん)の 前(まえ)を 通(とお)った。
なにげなく 開催中(かいさいちゅう)の 展覧会(てんらんかい)の ポスターを 見上(みあ)げた。
目ほー、今(いま)は 広重(ひろしげ)と 北斎(ほくさい)かぁ〜ぴかぴか(新しい)

浮世絵(うきよえ)が 好(す)きなので、興味(きょうみ)を 引(ひ)いた。
そして、よくよく 見(み)ると 上(うえ)に 細(ほそ)い 字(じ)で
『春信(はるのぶ)』と 書(か)いてあるではないかexclamation×2
目これは ぜひとも 見(み)なければexclamation×2

授業(じゅぎょう)の 時間(じかん)を やりくりして、本日(ほんじつ) 見(み)に 行(い)くことができた。
前期展示(ぜんき てんじ)の 『座敷八景(ざしきはっけい)』は 見逃(みのが)したが、秀逸(しゅういつ)な 作品(さくひん)を 間近(まぢか)で 見(み)ることができた。
春信作品(はるのぶ さくひん)は、第一展示室(だいいちてんじしつ)の 一番初(いちばん はじ)めにあった。
『羽根(はね)つき』
『二人(ふたり)の 芸者(げいしゃ)』
『雪(ゆき)の 湯帰(ゆ がえ)り』
『一富士二鷹三茄子(いちふじ にたか さんなす』の
順(じゅん)に 並(なら)んでいた。
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よしえ虫(むし)は そこを 5回(ごかい) 繰り返(くり かえ)して見(み)た。
構図(こうず)の 巧妙(こうみょう)さ
細(こま)かな 摺(すり)の 技巧(ぎこう)
声(こえ)が 聞(き)こえてきそうな 人物描写(じんぶつびょうしゃ)
緻密(ちみつ)に 配慮(はいりょ)された 背景(はいけい)
写真集(しゃしんしゅう)では なかなか 実感(じっかん)できない 細部(さいぶ)まで 観察(かんさつ)した。
特(とく)に 今回(こんかい)は 『二人(ふたり)の 芸者(げいしゃ)』と『雪(ゆき)の 湯帰(ゆ がえ)り』を 見(み)ることができた。
和服(わふく)の 柄(がら)を 巧(たく)みに 摺(す)りだした 名作(めいさく)だと思(おも)う。
また、春信(はるのぶ)ならではの いきいきとした人物(じんぶつ)も じっくり味(あじ)わえた。
画面(がめん)に 描(えが)かれた 二人(ふたり)が、何(なに)を 話(はな)しているのか 想像(そうぞう)しながら、じっくり 眺(なが)めることができた。

来館者(らいかんしゃ)も 多(おお)くなく、ゆったりと 静(しず)かに 鑑賞(かんしょう)できた。
本展覧会(ほんてんらんかい)の メインである 北斎(ほくさい)の 『富嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)』も、プルシアンブルーの 発色(はっしょく)が 鮮(あざ)やかで 感動(かんどう)した。
広重(ひろしげ)の 『近江八景(おうみはっけい)』も 実際(じっさい)に 見(み)ることができ、感慨深(かんがい ぶか)かった。

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でも、よしえ虫(むし)は やっぱり 春信(はるのぶ)が 好(す)きだexclamation×2

広重・北斎とめぐるNIPPON
(ひろしげ・ほくさい と めぐる にっぽん)
10月20日(じゅうがつ はつか)まで
一般当日(いっぱん とうじつ)\1500-
細見美術館(ほそみびじゅつかん)
10:00〜18:00 
posted by よしえ虫 at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 Exhibition

2019年08月13日

人間椅子30周年記念選書フェアinOSAKA (にんげんいす 30しゅうねんきねん せんしょふぇあ)

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7:00
足取(あしど)りも 軽(かる)く、家(いえ)を 出(で)た。
今日(きょう)も 激暑(げきあつ)に なりそうな 気配(けはい)である。
京阪(けいはん)の 駅(えき)まで 約15分(やく じゅうご ふん) 歩(ある)いた。
通勤(つうきん)の 乗客(じょうきゃく)に 混(ま)ざって、
大(おお)きな スーツケースを 抱(かか)えた 旅行者(りょこうしゃ)
大阪(おおさか)へ 遊(あそ)びに 行(い)く 高校生(こうこうせい)
なども 乗(の)っている。
そして、よしえ虫(むし)も 明(あき)らかに 通勤(つうきん)では ない 出立(いでたち)だ。

8月10日(はちがつ とおか)〜31日(さんじゅういち にち)に わたって、
『ジュンク堂(どう) 大阪本店(おおさかほんてん)』
人間椅子 30周年記念 選書フェア in OSAKA
(にんげんいす さんじゅっしゅうねんきねん せんしょふぇあ いん おおさか)
が、開催(かいさい)されている。

既(すで)に 東京(とうきょう)では 開催(かいさい)されたので、メンバーによる 会場(かいじょう)の 様子(ようす)の 紹介(しょうかい)の 動画(どうが)も 見(み)られる。
もちろん、よしえ虫(むし)は それを 見(み)て うらやましく 思(おも)っていた。
好(す)きで 京都(きょうと)に 引っ越(ひっこ)したのに、この時(とき)ばかりは 残念(ざんねん)で しかたなかった。

それが、大阪(おおさか)でも やってくれる!
目これは 行(い)かねば なるまい!!!
と、よしえ虫(むし)は 激(はげ)しく 思(おも)った のである。

動画(どうが)を 見(み)たとき、人間椅子(にんげんいす)の 帯(おび)の かかった 江戸川乱歩(えどがわらんぽ)と 横溝正史(よこみぞせいし)と 星新一(ほししんいち)を 書棚(しょだな)に 並(なら)べたくなった。
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目いーなぁ〜ダッシュ(走り出すさま)あれ、ほしぃ〜なぁ〜ダッシュ(走り出すさま)
と、ため息(いき) 交(ま)じりに つぶやいた。

今(いま)、京阪(けいはん)に 揺(ゆ)られ ながら、その 動画(どうが)を 思い返(おもいかえ)している。
帽子(ぼうし)の 下(した)の うつむいた顔(かお)には、薄ら笑(うすら わら)いが こみあげている。
えもいわれぬ 高揚感(こうようかん)が 喉元(のどもと)まで 突き上(つきあ)げてくる。
つま先(さき)は 7拍子(なな びょうし)を 刻(きざ)んでいる。

よしえ虫(むし)は ほとんど 大阪(おおさか)へは 行(い)かない。
用事(ようじ)も ないし、興味(きょうみ)も ない。
だから、土地勘(とちかん)が 全(まった)くない。
今回(こんかい)、『ジュンク堂(どう) 大阪本店(おおさかほんてん)』に 行(い)くに あたって、京阪(けいはん)・阪急(はんきゅう)・近鉄(きんてつ)・JRの どれに 乗(の)れば いいのか すら わからなかった。
そして、はじめて 京阪(けいはん)・阪急(はんきゅう)・JRは、ほぼ 同(おな)じところに 駅(えき)が あることを 知(し)った。
そして、自分(じぶん)が まったく 関西(かんさい)に なじんでいないことも 思い知(おもい し)った。
どれだけ 住(す)んでいても、やはり、異郷(いきょう)の 民(たみ)なのだ。

8:40
淀屋橋駅(よどやばし えき)に 着(つ)いた。
さて、次(つぎ)は どこから 出(で)れば いいのかが 問題(もんだい)である。
改札(かいさつ)を 出(で)て、右(みぎ)か? 左(ひだり)か?
7番出口(ななばん でぐち)から 出(で)るのが いいことは、あらかじめ 調(しら)べておいた。
しかし、7番出口(ななばん でぐち)が どこだか わからない。
右(みぎ)に 向(む)かう 人(ひと)が 多(おお)かったので、右(みぎ)に 行(い)ってみる。
一向(いっこう)に 7番出口(ななばん でぐち)は 見当(みあ)たらない。
踵(きびす)を 返(かえ)して、来(き)た 方(ほう)へ 歩(ある)く。
出(で)た 改札(かいさつ)の 前(まえ)を 通り過(とおり す)ぎ、さらに すすむ。
喫茶店(きっさてん)の 向(む)こうに 7番出口(ななばん でぐち)が 見(み)えた。

地上(ちじょう)に 出(で)ると、台風10号(たいふう じゅう ごう)による 風(かぜ)が 強(つよ)めに 吹(ふ)いていた。
帽子(ぼうし)を 押(お)さえて、黒(くろ)ずんだ川(かわ)に かかる橋(はし)を わたる。
左(ひだり)に 折(お)れ、一方通行(いっぽうつうこう)の 道(みち)を 歩(ある)く。
堂島(どうじま)アバンザの 外観(がいかん)も 予習(よしゅう)しておいた。
このまま すすめば、見(み)えてくる はずである。

8:57
堂島(どうじま)アバンザに 着(つ)いた。
エレベーター ホールに 並(なら)んだ 扉(とびら)から、『ジュンク堂(どう) 大阪本店(おおさかほんてん)』に 行(い)く エレベーターを 選(えら)んで 乗り込(のり こ)む。
しかし、『ジュンク堂(どう) 大阪本店(おおさかほんてん)』には 止(と)まって くれなかった。
目そうか、開店前(かいてんまえ)かたらーっ(汗)
5階(ごかい)で 下(お)りて、下(した)へ 行(い)く エレベーターに 乗(の)りなおす。
すると、こんどは 2階(にかい)と 3階(さんがい)も ボタンが 押(お)せた。
会場(かいじょう)のある 3階(さんがい)で 下(お)りる。
きっと 本日(ほんじつ) 一人目(ひとりめ)の 客(きゃく)であろう。
店内(てんない)を 一周(いっしゅう)してみたが、人間椅子(にんげんいす) 選書(せんしょ)フェアは 見(み)つけられなかった。

エスカレーターで 2階(にかい)に 下(お)りてみた。
目いや、こっちは 明(あき)らかに ちがうなあせあせ(飛び散る汗)
あーあ、怪(あや)しい客(きゃく)だと 思(おも)われているの だろう。
まぁ、開き直(ひらき なお)って 3階(さんがい)に 戻(もど)る。
確(たし)か 『音楽(おんがく)コーナー』と、書(か)いてあった。
こんどは、『芸術(げいじゅつ)コーナー』から 丁寧(ていねい)に 見(み)ていく。
途中(とちゅう)の 『ダンスコーナー』の 棚(たな)の 一番上(いちばんうえ)に、CCさんの 著作(ちょさく)が 平面陳列(へいめんちんれつ)されているのを 発見(はっけん)した!
『暗黒舞踏の身体経験 アフェクトと生成の人類学』
(あんこくぶとう の しんたいけいけん あふぇくと と せいせい の じんるいがく)
ケイトリン・コーカー著(ちょ)
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目あーーーexclamation×2CCさんの 本(ほん)だハートたち(複数ハート)すごーーーいるんるん
CCさん 渾身(こんしん)の 論文(ろんぶん)であり、よしえ虫(むし)も 携(たずさ)わった 書籍(しょせき)に 邂逅(かいこう)して 感激(かんげき)した。
しかも、コーナーの トップ扱(あつか)いであるグッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)
出世(しゅっせ)した わが子(こ)を 見(み)る 思(おも)いだ。
もちろん、よしえ虫(むし)は CCさんの サイン入(い)りの ものを 所有(しょゆう)している から、本屋(ほんや)で 買(か)うことは なかった。
しかし、実際(じっさい)に 本屋(ほんや)に 並(なら)んでいる 姿(すがた)を 見(み)ると、感慨深(かんがい ぶか)い ものがある。

思(おも)いがけない 感動(かんどう)を 抱(いだ)きつつ、さらに 人間椅子(にんげんいす) 選書(せんしょ)フェアを 探(さが)す。
目どぉ〜こぉ〜exclamation&question
通路(つうろ)を 行(い)ったり 来(き)たり、うろうろ するばかり。
目ここにもーないるんるんそこにもーないるんるんどこにもーないるんるんどこでもーないるんるん
と、歌(うた)い ながら ぐるぐる 歩(ある)く。
しばらくして、さきほどの ダンスコーナーの 反対側(はんたいがわ)の 壁(かべ)が 目(め)に 入(はい)った。
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目あったぁ〜exclamation×2exclamation×2exclamation×2

東京(とうきょう)の 会場(かいじょう)を イメージしていたので、なかなか 目(め)に入(はい)らなかったのだ。
目やっぱり、関西(かんさい)だから かなぁ〜ダッシュ(走り出すさま)
と、思(おも)いつつ 撮影開始(さつえいかいし)カメラ
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東京会場(とうきょうかいじょう)ほどの 種類(しゅるい)もなく、『月のアペニン山(つきの あぺにん さん)』所収(しょしゅう)の 『楢山節考(ならやまぶしこう)』深沢七郎(ふかざわしちろう)著(ちょ)は、売り切(うり き)れていた。
よしえ虫(むし)が 撮(と)りたかった 写真(しゃしん)もない。
目ないむかっ(怒り)ないむかっ(怒り)ないexclamation×2
と、歌(うた)いつつ 写真(しゃしん)を 撮(と)る。
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今回(こんかい)の 特典(とくてん)は 『ヘドバン』に ポストカードが ついてくること。
もちろん、購入(こうにゅう)する。
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それから、お目当(めあ)ての 3冊(さんさつ)も。
本(ほん)を とるときに、ポップを はがしてしまった。
すみませんバッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)
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それから、CDも 1枚(いちまい)CD
両手(りょうて)で 本(ほん)や CDを 持(も)って、レジに 向(む)かう。
カバーも かけてもらった。
帯(おび)が 大事(だいじ)だ!

さて、もう 大阪(おおさか)の 用事(ようじ)は 済(す)んだ。
こんどは、JRの 駅(えき)へ 向(む)かう。
いつものように、温泉(おんせん)に 入(はい)って、カラオケで 歌(うた)って、炉端焼(ろばたやき)を つつきながら、本日(ほんじつ) 購入(こうにゅう)した 本(ほん)を 読(よ)む つもりである。
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posted by よしえ虫 at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 Exhibition

2019年05月03日

一遍聖展(いっぺんひじり てん)

14:00
京都国立博物館(きょうと こくりつ はくぶつかん)
駐輪場(ちゅうりんじょう)

目まにあった〜手(チョキ)
GR「早(はや)っexclamation×2
目よしえ虫(むし)と アルフレッド君(くん)は 長年(ながねん)コンビを 組(く)んでいますから手(チョキ)
GR「祇園(ぎおん)を 通(とお)ってきたのexclamation&question
目うん、もちろんるんるん
GR「私(わたし)は いつも 通(とお)れなくてあせあせ(飛び散る汗)

さて、今日(きょう)は 一遍聖(いっぺんひじり)の 展覧会(てんらんかい)に 来(き)ました。
とにかく、博物館(はくぶつかん)に 入(はい)りましょう次項有

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GR「わーハートたち(複数ハート)
目全体(ぜんたい)が はいるようにするの むずっどんっ(衝撃)

一遍聖(いっぺんひじり)は、鎌倉時代(かまくらじだい)の 僧侶(そうりょ)です。
踊(おど)ることで 浄土(じょうど)へ 行(い)けると 衆生(しゅじょう)を 導(みちび)いた人(ひと)です。
全国行脚(ぜんこくあんぎゃ)をして、日本中(にほんじゅう)を 踊念仏(おどりねんぶつ)ブームに 巻き込(まき こ)みました。
日本史(にほんし)の 教科書(きょうかしょ)にも 絵巻物(えまきもの)の 一部(いちぶ)が 掲載(けいさい)されています。
膝(ひざ)まで むき出(だ)しにした たくさんの僧侶(そうりょ)が、櫓(やぐら)の上(うえ)で 踊(おど)りまくっている ものです。
それを 人々(ひとびと)は 下(した)から、家(いえ)の中(なか)から、牛車(ぎっしゃ)の中(なか)から、扉(とびら)のかげから、扇子(せんす)の下(した)から、ひしめきあって 見(み)ているのです。
当時(とうじ)としては 大胆(だいたん)な 踊(おど)りでしたから、見物人(けんぶつにん)も 物見高(ものみだか)に 見(み)ている様子(ようす)が うかがえます。

さて、会場(かいじょう)の 新館(しんかん)へ 入(はい)りましょう次項有
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荷物(にもつ)を ロッカーに あずけて、身軽(みがる)になって 会場(かいじょう)に 入(はい)りました。
まずは エレベーターで 上(うえ)まで 行(い)きます。
序言(じょげん)を 読(よ)んでから、カマクラ・ダンス・ブームの 世界(せかい)を 旅(たび)しましょう船

GR「先生(せんせい)手(パー)『入水(じゅすい)』て 何(なに)exclamation&question
目水(みず)に 入(はい)って 自殺(じさつ)することバッド(下向き矢印)
GR「へっがく〜(落胆した顔)うっうん、わかったあせあせ(飛び散る汗)
絵巻物(えまきもの)の 最後(さいご)には 入水(じゅすい)する 僧侶(そうりょ)が 描(えが)かれていました。

絵巻物(えまきもの)は ストーリーを 記述(きじゅつ)した部分(ぶぶん)と ストーリーを 追(お)う絵(え)で 構成(こうせい)されています。
記述部分(きじゅつ ぶぶん)は、草書体(そうしょたい)の 筆文字(ふでもじ)で 書(か)かれているので、読(よ)みにくいです。
だから、参観者(さんかんしゃ)は 文字(もじ)を 飛(と)ばして、絵(え)だけを 見学(けんがく)しています。
でも、ありがたいことに、よしえ虫(むし)は この文字(もじ)が 少(すこ)し 読(よ)めます。
だから、案内板(あんないばん)には 書(か)かれていない 情報(じょうほう)も 文字(もじ)を 読(よ)むことで わかります。

法具(ほうぐ)や 上人像(しょうにん ぞう)の 展示(てんじ)もありました。
蓮華台(れんげだい)の すばらしい 下駄(げた)も ありました。
GR「えっexclamation&questionあれ どうやって 履(は)くの?」
目3(みっ)つの 穴(あな)に、鼻緒(はなお)という 紐(ひも)を 通(とお)して 履(は)くんだよ。こんなふうに足
GR「あっ、わかったひらめき
よしえ虫(むし)は 常日頃(つねひごろ)から 下駄(げた)を 愛用(あいよう)していますから、使用例(しようれい)を すぐに 見(み)せることが できました。

法具(ほうぐ)のなかに、聖(ひじり)が 念仏(ねんぶつ)を 唱(とな)えるときに 手(て)に 持(も)つという、蓮の蕾(はすの つぼみ)を 模(も)した マイクロフォンほどの 大(おお)きさの 棒(ぼう)が ありました。
2本(にほん) 展示(てんじ)されていましたが、微妙(びみょう)に 形(かたち)が 違(ちが)っていました。
どう 見(み)ても、マイクロフォンに 見(み)えます。
だから よしえ虫(むし)は、これを 持(も)って 踊(おど)ったら アイドルグループみたいに なるなぁ〜と 思(おも)いました。

絵巻物(えまきもの)を 続(つづ)けて 見(み)ていくと、よしえ虫(むし)は 気(き)になる 一節(いっせつ)を 発見(はっけん)しました。
『歓喜天(かんぎてん)』
文字(もじ)を 読(よ)んでいくと、インドでの 信仰(しんこう)に ついての 説明(せつめい)で、これも 極楽境地(ごくらくきょうち)であるという 説法(せっぽう)が 書(か)かれていました。
目なにぃexclamation&question
と、心(こころ)で 叫(さけ)びつつ、絵(え)を 追(お)っていきましたが、気(き)になる一節(いっせつ)の 部分(ぶぶん)は 展示(てんじ)されていませんでした。

仏像(ぶつぞう)や 上人木像(しょうにん もくぞう)の 展示室(てんじしつ)に 入(はい)りました。
上安祥寺(かみあんしょうじ)に 安置(あんち)されていたという 仏像(ぶつぞう)も 見(み)ることが できました。
上安祥寺(かみあんしょうじ)は 大文字山(だいもんじやま)の 中(なか)に あった 平安時代創建(へいあんじだいそうけん)の 寺(てら)ですが、今(いま)は 遺跡(いせき)のみが ひっそりと 残(のこ)っています。

よしえ虫(むし)は 上人木像(しょうにん もくぞう)の 手(て)に 持(も)たれている あの法具(ほうぐ)を 見(み)て、謎(なぞ)が 解(と)けました。
目あーっexclamation×2どんっ(衝撃)exclamation×2ひらめき
GR「なにexclamation&questionなにexclamation&question
目あとで、話(はな)すよたらーっ(汗)

そして、最後(さいご)には 頭(あたま)に 太陽(たいよう)を 載(の)せている、後醍醐天皇(ごだいごてんのう)の 肖像(しょうぞう)を 見(み)ることが できました。
目感動(かんどう)〜揺れるハート
GR「先生(せんせい) そんなに 好(す)きなん?」
目うんハートたち(複数ハート)

展示室(てんじしつ)を 出(で)て、ミュージアムショップに 入(はい)りました。
踊念仏(おどりねんぶつ)グッズが たくさん並(なら)んで いました。
どれも これも おもしろいし、かわいくて 幸(しあわ)せになれそうです。
高山(こうざん)を 梯子(はしご)で 登(のぼ)る 僧侶(そうりょ)の 法衣(ほうい)が だんだん ボロボロに なっていくのが、クリアファイルや バッグに デザインされていました。
でも、よしえ虫(むし)が 買(か)ったのは やっぱり 後醍醐天皇(ごだいごてんのう)でした。
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今回(こんかい)の 展示(てんじ)とは 関係(かんけい)ないけど、春信(はるのぶ)の 『八つ橋(やつはし)』も 買(か)っちゃいました。

建物(たてもの)を 出(で)て、庭(にわ)で 展覧会(てんらんかい)を 振り返(ふり かえ)ってみました。
GR「めっちゃ、楽(たの)しそうだったね〜かわいい
目うん、まぁ〜ねぇ〜たらーっ(汗)
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GR「そういえば、話(なは)しって 何(なに)?」
目あのさぁ、よしえ虫(むし)は あの 文字読(もじ よ)んでいたよなサーチ(調べる)
GR「うん、先生(せんせい)だけだったよぴかぴか(新しい)字(じ)の ところで止(と)まっている人(ひと)トイレ
目でさぁー、ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)って 書(か)いてあって 絵(え)を 見(み)たけれど なくてバッド(下向き矢印)
GR「そうなんexclamation&question
目それでさ、棒(ぼう)を 持(も)ってる 上人木像(しょうにん もくぞう)が あったでしょexclamation&question
GR「うん、あったなぁ〜グッド(上向き矢印)
目それで、わかったんだ〜ひらめき
【よしえ虫(むし)の 実演(じつえん)】
GR「先生(せんせい) やめてよーあせあせ(飛び散る汗)もーーーちっ(怒った顔)
目ほら、あの 脚広(あしひろ)げて めっちゃ 踊(おど)ってる 女子(じょし)の 絵(え)exclamation×2
GR「がく〜(落胆した顔)たらーっ(汗)たらーっ(汗)たらーっ(汗)
目歓喜天(かんぎてん)の 極楽浄土(ごくらくじょうど)いい気分(温泉)
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GR「もー、そんなこと考(かんが)えて 展覧会見(てんらんかい み)ていたの、先生(せんせい)だけだよーたらーっ(汗)
目まーねー手(チョキ)

目でもさー、なんだか、今夜(こんや)は いい夢見(ゆめ み)られそうだねかわいい
GR「うん、ほんとだね〜かわいい
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2019年01月18日

スペース バンビ ショー

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目あ、ここだ位置情報

16:40くらいに 到着(とうちゃく)したときは、すでに 会場(かいじょう)から 音(おと)が 聞(き)こえて きていました音楽
黒(くろ)い 縁取(ふちど)りに ベビーピンクの カーテンを くぐると、正面(しょうめん)に 映像(えいぞう)が 流(なが)れ、数人(すうにん)の 巫女(みこ)が 狂乱(きょうらん)ダンスを していました。
目あー、やってるたらーっ(汗)
しばらく 後(うし)ろの方(ほう)で、向(む)こうから 見(み)えないように 見学(けんがく)していました。
セッティングの 転換(てんかん)で 間(ま)が 空(あ)いたので、もう一度(いちど) カーテンの 外(そと)に 出(で)ました。

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一応(いちおう) 祠(ほこら)に お参(まい)りして おかないとね黒ハート

再(ふたた)び 会場(かいじょう)に 入(はい)ると、次(つぎ)の 楽曲(がっきょく)が 始(はじ)まっていました。
そして、その時(とき)むかっ(怒り)
狂乱(きょうらん)ダンス巫女(みこ)の JIさんと 目(め)が あってしまいましたたらーっ(汗)
JIさんが よしえ虫(むし)を めがけて 走(はし)ってくると、手(て)を 取(と)られて 狂乱(きょうらん)ダンス巫女(みこ)の 輪の中(わの なか)に 呑み込(のみ こ)まれてしまいましたあせあせ(飛び散る汗)
そして、曲(きょく)が 終(お)わり、シャーマンに 指名(しめい)されて 儀式(ぎしき)の 贄(にえ)に されましたあせあせ(飛び散る汗)
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よしえ虫(むし)は 生(う)まれ 変(か)わって アストロコックローチに なりましたend

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2018年11月22日

わらい と こわい

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よしえ虫(むし)は 鈴木春信(すずき はるのぶ)の 版画(はんが)が 好(す)きです。
だから、この 展覧会(てんらんかい)は どうしても 見(み)たいと 思(おも)っていました。
会期後半(かいき こうはん)になって やっと 行(い)くことが できました。
12月(がつ)9日(ここのか)まで
posted by よしえ虫 at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 Exhibition

2017年10月10日

アジア回廊現代美術展(あじあ かいろう げんだい びじゅつ てん)

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今日(きょう)は 久(ひさ)しぶりに、京都芸術(きょうとげいじゅつ)センターに 足(あし)を 運(はこ)んだ。
現在開催中(げんざいかいさいちゅう)の アジア回廊現代美術展(あじあ かいろう げんだい びじゅつ てん)《10月15日(じゅうがつ じゅうごにち)まで》を 見(み)るため である。
今回(こんかい)は HyonGyonが 出品(しゅっぴん)しているので、どうしても 見(み)に 行(い)くつもり だった。
なかなか 時間(じかん)が 作(つく)れなかったが、ようやく 訪(おとず)れることが できた。
真っ先(まっさき)に 2階(にかい)に 上(あ)がり、展示室(てんじしつ)に 入(はい)った。
広(ひろ)い ホールいっぱいに 作品(さくひん)が 展開(てんかい)されていた。
『私(わたし)たちは醜(みにく)かった』2017
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先客(せんきゃく)が、近(ちか)づいて 写真(しゃしん)に 収(おさ)めていた。
HyonGyonの 作品(さくひん)は、細(こま)かく 見(み)ると 制作(せいさく)の 激(はげ)しさが わかる。
高温(こうおん)で 焼(や)けただれた ウレタンや ポリエステルは、被爆者(ひばくしゃ)を 連想(れんそう)させる。
しかし、それだけが 作品(さくひん)の すごさではない。
全体(ぜんたい)から あふれだして 見(み)る者(もの)を 圧倒(あっとう)する 破壊力(はかいりょく)が ある。
つまりHyonGyonの 作品(さくひん)は、破壊(はかい)によって 生み出(うみだ)されている のである。
しばし、作品(さくひん)の 前(まえ)に 佇(たたず)んで、その 破壊力(はかいりょく)を 一身(いっしん)に 受(う)けていた。

そして、ここ数カ月(すうかげつ)で わが身(み)に 発生(はっせい)したことを 考(かんが)えた。

にわかに 忙(いそが)しくなった。
それは、授業(じゅぎょう)が 多(おお)くなったこと だけでなく、身辺(しんぺん)が 慌(あわ)ただしくなったことも 理由(りゆう)にある。
やらねばならぬ ことは 山(やま)ほど あるのだが、どこから 手(て)を つければいいのか 糸口(いとぐち)が つかめないでいる。

作り上(つくり あ)げることは、ゆっくりと ストレスを 感(かん)じない 速(はや)さで 進(すす)んでゆく。
ある時(とき) 気(き)がつけば、あたかも 一瞬(いっしゅん)にして 出来上(できあ)がった かのように、そこに 存在(そんざい)している。
そして、永遠(えいえん)に 続(つづ)いていくような 顔(かお)をして、そこに 居座(いすわ)っているものである。
細(こま)かな 事象(じしょう)の 積み重(つみ かさ)なりが、堆積層(たいせきそう)を 形成(けいせい)する。
そして そこに 自分(じぶん)が どっぷりと 浸(つ)かり、発芽(はつが)し、根を生(ねを は)やし、微動(びどう)だにしない 存在(そんざい)であると 錯覚(さっかく)する。

しかし 同時(どうじ)に そこには、消滅(しょうめつ)するという 意識(いしき)も 存在(そんざい)している。
はじめは ごく 小(ちい)さな 細胞(さいぼう)であるのだが、様々(さまざま)な 刺激(しげき)を 受(う)けて 成長(せいちょう)していく。
ときどき 触診(しょくしん)してみると、その 大(おお)きさが 変化(へんか)しているのに 気(き)づく。
そして 周囲(しゅうい)の 細胞(さいぼう)を 栄養素(えいようそ)とし 肥大化(ひだいか)する。
肥大化(ひだいか)した 消滅(しょうめつ)は ある時点(じてん)で、外界(がいかい)に 顕在化(けんざいか)する。
そのとき 消滅(しょうめつ)は すべてを 破壊(はかい)し 去(さ)る。
壊(こわ)れることは 一瞬(いっしゅん)で 完了(かんりょう)する。
それ故(ゆえ)に、大(おお)きな 衝撃(しょうげき)が 与(あた)えられる。
それは 悲(かな)しみや 苦(くる)しみや 怒(いか)りを ともなって、波状攻撃(はじょう こうげき)を 加(くわ)えてくる。
その ダメージが 癒(いや)される までには、作り上(つくり あ)げた 期間(きかん)と 同(おな)じくらいの 時間(じかん)を 要(よう)する。

今回(こんかい)HyonGyonの 作品(さくひん)の 前(まえ)で 感(かん)じた 破壊力(はかいりょく)は、これから わが身(み)に 襲(おそ)いかかってくる ものである。
しかしながら、それを 阻止(そし)する 力(ちから)を よしえ虫(むし)は 持(も)ちあわせていない。
できるかぎのことを できるだけする のみである。
posted by よしえ虫 at 14:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 Exhibition

2014年09月25日

月と獣のワルツ(つき と けもの の わるつ) 加藤智哉(かとうともや)

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10月1日〜10月12日
(じゅうがつ ついたち 〜 じゅうがつ じゅうに にち)

Gallery, Cafe, Artshop
Black bird White bird

久(ひさ)しぶりに 個展(こてん)の DMが 届(とど)いた。
今度(こんど)は 北白川(きたしらかわ)の ギャラリーである。
来月(らいげつ)の 楽(たの)しみが ひとつ できた。
posted by よしえ虫 at 10:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 Exhibition