2018年01月01日

元旦(がんたん)

あけまして
おめでとう
ございます


よしえ虫(むし)の 元旦(がんたん)は いつも どおりです。
朝(あさ)は 雑煮(ぞうに)と 枡酒(ますざけ)。
でも 今年(ことし)の 酒(さけ)は ちょっと ちがう。
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ZYさんが 醸造(じょうぞう)に 参加(さんか)して できた、新酒(しんしゅ)です。
12月(がつ)に ZYさんが 持(も)ってきて くれました。
その時(とき)、元旦(がんたん)の 枡酒(ますざけ)は これだと 決(き)めました。
そして、大事(だいじ)に 冷蔵庫(れいぞうこ)で 保管(ほかん)して おきました。

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元旦(がんたん)の 朝餉(あさげ)が 整(ととの)ったので、新酒(しんしゅ)を あけました。
ZYさんも 貢献(こうけん)した 新酒(しんしゅ)ですから、思(おも)いも ひとしおです。

滑(なめ)らかな 絹(きぬ)のような 清酒(せいしゅ)が 瓶(びん)から ほとばしりました。
ふんわりと ほのかな 香(かお)り。
口(くち)に 含(ふく)むと するりと 喉(のど)を 駆け下(かけ お)りていって しまいました。
もっと 味(あじ)わいたい のに、口(くち)に 留(とど)まって くれません。
次(つぎ)の 一口(ひとくち)は もっと ゆっくり 楽(たの)しもうと 思(おも)いました。
でも、まるで 体液(たいえき)のように、体内(たいない)に 吸収(きゅうしゅう)されて しまいました。
目これは、いかんexclamation×2
そう 思(おも)って、瓶(びん)を 冷蔵庫(れいぞうこ)に 戻(もど)しました。
ここまま 飲み続(のみ つづ)けたら、一気(いっき)に 飲み干(のみ ほ)して しまいそうでした。
せっかくの ZYさんの 手(て)になる 新酒(しんしゅ)なのに、さっさと 飲(の)んでしまっては もったいないexclamation×2
あとは 夕方(ゆうがた)の お楽(たの)しみに とっておいて、散歩(さんぽ)がてら 初詣(はつもうで)に 出(で)かけました。

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ぴかぴか(新しい)今年(ことし)も よろしく お願(ねが)いしますぴかぴか(新しい)
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2016年08月10日

六道参(ろくどうまいり)

8月(はちがつ)は 異界(いかい)の 者(もの)と 過(す)ごす。
まずは、迎(むか)えに 行(い)かねば ならない。

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夕刻(ゆうこく) 六波羅(ろくはら)へ 向(む)かった。
ここは 異界(いかい)との 通路(つうろ)が 開(ひら)かれている。
まずは 鐘(かね)を ついて 迎(むか)えに 来(き)たことを 知(し)らせる。
そして、槇(まき)で 水塔婆(みずとうば)を 撫(な)でて、異界(いかい)にいる 縁(ゆかり)の 者(もの)を 乗(の)せていく。



まぁ、よしえ虫(むし)の 縁(ゆかり)の 者(もの)は 水(みず)では 満足(まんぞく)しないので、ビールに 乗(の)せていく。

五条坂(ごじょうざか)に 足(あし)を のばし、陶器祭(とうきまつり)を 覗(のぞ)いて帰(かえ)る。
これも、毎年(まいとし)の こと。
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今年(ことし)は 残念(ざんねん)な 報告(ほうこく)が あった。
大好(だいす)きな 窯元(かまもと)が、今年(ことし)で 出店(しゅってん)を 終(お)えるそうだ。
毎年(まいとし) 顔(かお)を 見(み)に行(い)き、新作(しんさく)を 買(か)うのが 楽(たの)しみだった。
これからは、直接(ちょくせつ) 工房(こうぼう)へ うかがっても いいと、お許(ゆる)しを いただいた。
別(べつ)の 楽(たの)しみができた。
出店最後(しゅってん さいご)に、ワイングラスの ペアを 購入(こうにゅう)した。
これで 冷酒(れいしゅ)を 飲(の)もう。
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2016年01月01日

初詣(はつもうで)

12月31日(じゅうに がつ さんじゅう いち にち)は、必(かなら)ず そばを 打(う)つことに しています。
今回(こんかい)も、Seiran宅(たく)で 打(う)ちました。
でも、参加予定(さんかよてい)の みんなは、年末(ねんまつ)の 忙(いそが)しさで ダウンバッド(下向き矢印)
Yさんに 写真撮影(しゃしん さつえい)を お願(ねが)いし つつ、そばを 打(う)つことに なりました。
そして、出来上(できあ)がった そばを 持(も)って 帰(かえ)って 食(た)べることに しました。
交差点(こうさてん)で Yさんと 分(わ)かれて 数分後(すうふんご)時計
phone to「やっぱり、一緒(いっしょ)に 食(た)べたいですレストラン
目えーったらーっ(汗)いいけどーダッシュ(走り出すさま)

というわけで、Yさんが よしえ虫家(むし け)に やってきました。
目ほんじゃ、茹(ゆ)でようかいい気分(温泉)

近所(きんじょ)の 除夜の鐘(じょやの かね)を 聞(き)きながら、本日(ほんじつ)の そばの 出来栄(でき ば)えを 賞味(しょうみ)しました。

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Y「おいしいハートたち(複数ハート)
目そうだね、いいカンジいい気分(温泉)

すると、雨(あめ)が 降(ふ)ってきました雨
目雨(あめ)だよバッド(下向き矢印)
Y「帰(かえ)れないなー雨

というわけで、Yさんは そのまま眠い(睡眠)眠い(睡眠)眠い(睡眠)

1月1日(いち がつ ついたち)晴れ
グーグー寝(ね)ている Yさんを 放(ほう)っておいて、よしえ虫(むし)は 雑煮(ぞうに)を 作(つく)りました。
目まだかなーバッド(下向き矢印)
もう12時(じゅうに じ)に なりましたから、Yさんを 起(お)こすことに しました。
目起(お)きろexclamation×2
Y「うぃーん眠い(睡眠)

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元旦(がんたん)の 食事(しょくじ)を 済(す)ませたら、初詣(はつもうで)ツアーに 出発(しゅっぱつ)ですパンチ

今回(こんかい)は 出(で)かけるのが 遅(おそ)くなったので、少(すこ)し 短(みじか)くなりました。
しかも、Yさんが くっついて いますから、スピードも あげられませんバッド(下向き矢印)

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今熊野神社(いまくまのじんじゃ)に ようやく 到着(とうちゃく)位置情報
大楠(おおくすのき)に もたれて、気(き)を もらいました。

八坂神社(やさかじんじゃ)の 前(まえ)は 大勢(おおぜい)の 参拝者(さんぱいしゃ)が 並(なら)び、交通渋滞(こうつうじゅうたい)も 激(はげ)しくなって いました。
そんな 光景(こうけい)を 横目(よこめ)にして、粟田神社(あわたじんじゃ)へグッド(上向き矢印)

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眺(なが)めのいい 境内(けいだい)で 一息(ひといき)ついてから、次(つぎ)の 神社(じんじゃ)へ 向(む)かいました。

あっという間(ま)に、日(ひ)が 暮(く)れてきました。
若王子神社(にゃくおうじじんじゃ)に 着(つ)くと、西(にし)の 空(そら)は 葡萄色(ぶどういろ)に なっていました。
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なんだか、いつもとは 勝手(かって)が 違(ちが)う 元日(がんじつ)と なりましたが、まっ いっか〜いい気分(温泉)
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2014年07月24日

49年(ねん)ぶり の こと

今年(ことし)の 祇園祭(ぎおんまつり)は 2回(かい)ありました。
それは、49年前(ねん まえ)まで と 同(おな)じに なったからです。
17日(にち)は 前祭(まえの まつり)です。
長刀鉾(なぎなたほこ)を 先頭(せんとう)に 23基(き)の 山鉾(やまほこ)が 巡行(じゅんこう)しました。
そして、今日(きょう)は 後祭(あとの まつり)です。
10基(き)の 山鉾(やまほこ)が 巡行(じゅんこう)します。 
9:30に 烏丸御池(からすま おいけ)に 行(い)くと、
出発(しゅっぱつ)を 待(ま)つ 山鉾(やまほこ)が 一同(いちどう)に 会(かい)していました。
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先頭(せんとう)の 橋弁慶山(はしべんけいやま)が、いよいよ出発(しゅっぱつ)です。

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北観音山(きたかんのんやま)

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八幡山(はちまんやま)

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浄妙山(じょうみょうやま)

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南観音山(みなみかんのんやま)

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鯉山(こいやま)

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役行者山(えんのぎょうじゃやま)

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黒主山(くろぬしやま)

そして最後(さいご)を 飾(かざ)るのが、今年(ことし)再建(さいけん)された 大船鉾(おおふねほこ)です。
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白木(しらき)の 櫓(やぐら)を 大(おお)きく揺(ゆ)らしながら、出発(しゅっぱつ)して いきました。

全部(ぜんぶ)を 見(み)ても、だいたい30分(ぷん)でした。
とても暑(あつ)いですから、このくらいの 時間(じかん)が ちょうどいいですね。
posted by よしえ虫 at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 京都年中行事Kyoto yearly event

2014年04月13日

花見(はなみ)

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上賀茂(かみがも)の 桜(さくら)は やや 遅(おそ)く 咲(さ)く。
授業(じゅぎょう)が 早目(はやめ)に 終(お)わったので、Mさん宅(たく)に 足(あし)を 運(はこ)んだ。
かねてから うわさに聞(き)いていたが、訪問(ほうもん)は 初(はじ)めて であった。
敷地内(しきち ない)は、すでに 母屋(おもや)が 失(うしな)われている。
そのため、広(ひろ)い 庭(にわ)を 囲(かこ)んで 離(はな)れが 点在(てんざい)するような 配置(はいち)になっている。
庭(にわ)には 小川(おがわ)も 流(なが)れ、その ほとりに 桜(さくら)の 大木(たいぼく)が 植(う)わっている。

それを 見上(みあ)げるように 席(せき)を 設(もう)けて、宴(うたげ)が 行(おこな)われていた。
七輪(しちりん)の 上(うえ)には 尾頭付(おかしらつき)の 鯛(たい)が 桜(さくら)を 仰(あお)いでいた。
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料理自慢(りょうりじまん)の Mさんが クスクスや サラダを ふるまってくれた。
そして、豆(まめ)ごはんレストラン
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つかの間(ま)であったが、楽(たの)しいひと時(とき)で あった。

忙(いそが)しい Mさんは、この後(あと) 関空(かんくう)へ飛行機

posted by よしえ虫 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 京都年中行事Kyoto yearly event

2013年08月09日

壬生寺 六斎念仏(みぶでら ろくさいねんぶつ)

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午後(ごご)8時(じ)を 過(す)ぎたころ…
中京区(なかぎょうく)にある 壬生寺(みぶでら)に 急(いそ)いだ。

到着(とうちゃく)したときは、すでに 六斎念仏(ろくさいねんぶつ)が 始(はじ)まっていた。
毎年(まいとし)のことではあるが、やはり見(み)ずには いられない行事(ぎょうじ)である。

よしえ虫(むし)の 目的(もくてき)の ひとつは、夏(なつ)の アイドルを 見(み)に行(い)くこと…

撥(ばち)さばきも 鮮(あざや)やか


棒振囃子(ぼうふりばやし)


そして、クライマックスは…

獅子(しし)と 蜘蛛(くも)の 戦(たたか)い


舞台前(ぶたい まえ)に 蜘蛛(くも)の糸(いと)を 拾(ひろ)いに 群(むら)がる 子供達(こどもたち)が、なんだか 犍陀多(かんだた)を 思い起(おもいお)こさせた。
そして、夏(なつ)の 幻想(げんそう)も 終(お)わりを 告(つ)げる。
夢(ゆめ)は 夢(ゆめ)のまま、現実(げんじつ)に 持ち込(もちこ)んでは ならない。
アイドルは 遠(とお)くから 眺(なが)めるもの。
あくまでも 自己(じこ)の 作り出(つくりだ)した 幻影(げんえい)に すぎないのである。
posted by よしえ虫 at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 京都年中行事Kyoto yearly event

2011年09月12日

中秋(ちゅうしゅう) 観月会(かんげつかい)

今日(きょう)は お月見(つきみ)の 日(ひ)です。
一年(いちねん)の うちで、一番(いちばん) 月(つき)が 美(うつく)しいと されています。
京都(きょうと)の 寺社(じしゃ)などでも、様々(さまざま)な 催(もよお)しが 開催(かいさい)されました。

さて、我々(われわれ)は…
満月もちろん 月見会(つきみかい)ぴかぴか(新しい)を 開催(かいさい)しました。

今回(こんかい)の 企画(きかく)は、
『月見団子(つきみだんご)を 作(つく)ろう』

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月見(つきみ)の 飾(かざ)りは この月見団子(つきみだんご)と ススキ
今回(こんかい)は Seiranが 採(と)りに 行(い)って くれました。
まだ、街中(まちなか)では 穂(ほ)が 出(で)ていなかったので、山(やま)に右斜め上右斜め上右斜め上

三々五々(さんさんごご) 参加者(さんかしゃ)が 集(あつ)まってきました。
午後(ごご)7時(じ)、よしえ虫(むし)は 初参加(はつさんか)の Rさんを 迎(むか)えに 行(い)きました。

R「こんばんは〜るんるん
CC「はじめまして〜」
M「ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)
Mさん、さっそく Rさんの 母国語(ぼこくご)で 話(はな)していますexclamation×2
Rさんと Mさんは 共通点(きょうつうてん)も 多(おお)いので、なんだか 話(はなし)が 弾(はず)んでいるようですかわいい

さて、今日(きょう)の 食事(しょくじ)は 秋の味覚(あきのみかく)尽(づ)くしレストラン
栗御飯(くりごはん)
松茸御飯(まつたけごはん)
里芋煮(さといもに)   …などなど
ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)

Iさんと KAくんも 到着(とうちゃく)して、
お腹(なか)も ほどよく 膨(ふく)れたところで、
鴨川(かもがわ)へ 行(い)きましょう次項有

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午後(ごご)9時半(じはん)ころの 荒神橋(こうじんばし)

R「この 橋(はし)は どのくらい前(まえ)から ありますか?」
Seiran「75年前(ねんまえ)くらい」
R「目おお〜」
さすが、建築家(けんちくか)ですね〜
荒神橋(こうじんばし)は、鴨川(かもがわ)に かかる橋(はし)の 中(なか)で、趣(おもむき)のある 橋(はし)の ひとつです。
街灯(がいとう)も とても 雰囲気(ふんいき)に あっています。

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中州(なかす)に わったり、飛び石(とびいし)の 上(うえ)で 涼(すず)んだり…
昼間(ひるま)は まだまだ 暑(あつ)いけれど、
夜(よる)になって やっと 空気(くうき)の 熱気(ねっき)も 取(と)れてきたみたいです。
川岸(かわぎし)にも 飛び石(とびいし)にも 人(ひと)が たくさん…
鴨川(かもがわ)は 夕涼(ゆうすず)みスポット です。

さて、そろそろ 戻(もど)って 月見団子(つきみだんご)を 作(つく)りましょう新月

ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)

R「団子(だんご)ピラミッドexclamation×2
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みなさん 自分(じぶん)で 団子(だんご)を 丸(まる)め、
みたらし あんこ 胡麻(ごま)…
お好(す)きな 味(あじ)で どうぞ満月満月満月
posted by よしえ虫 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 京都年中行事Kyoto yearly event

2011年08月17日

五山送り火(ござんおくりび)炭拾い(すみひろい)

昨夜(さくや)というよりは、今朝(けさ)明け方(あけがた)寝(ね)た。
送り火(おくりび)を 見届(みとど)けた後(あと)、
深夜(しんや)まで 歓談(かんだん)していたためである。

8:00
起床(きしょう)。
寝不足(ねぶそく)なのは いうまでもないが、今日(きょう)は
どうしても 行(い)かなければならない ところがある。

火床(ひどこ)
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銀閣寺(ぎんかくじ) 裏手(うらて)より、
「大(だい)」の 火床(ひどこ)に 登(のぼ)った。
昨日(さくじつ)の 送り火(おくりび)の 炭(すみ)を
拾(ひろ)いに 行(い)くためである。

例年(れいねん)以上(いじょう)に 人出(ひとで)が 多(おお)いようであったが、
これも、一連(いちれん)の 騒動(そうどう)の 影響(えいきょう)だろうか。

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火床(ひどこ)には すでに 小(ちい)さなかけらを 残(のこ)すのみとなっていた。
一掴(ひとつか)みほど、袋(ふくろ)に 入(い)れ、
下界(げかい)を しばし眺(なが)めて後(のち)、下山(げざん)した。

今日(きょう)も 授業(じょぎょう)を せねば…。
それを 思(おも)えば、眠気(ねむけ)も 疲(つか)れも 忘(わす)れられるのだ。
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2011年08月16日

五山送り火(ござんおくりび)

浴衣(ゆかた)に 着替(きが)え、20時(じ)少(すこ)し前(まえ)に、
ようやく 熱(ねつ)が 下(さ)がった 路地(ろじ)へ でた。

近所(きんじょ)の 住人(じゅうにん)が
歩道(ほどう)を 埋め尽(うめつ)くし、
交通整理(こうつうせいり)の 警官(けいかん)が
車道(しゃどう)への 進入(しんにゅう)を 注意(ちゅうい)していた。

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20:05
今年(ことし)は 点火(てんか)が 少々(しょうしょう) 遅(おく)れた。
毎年(まいとし) ここで 見(み)るようになってからは、
経験(けいけん)したことがない 出来事(できごと)であった。
周囲(しゅうい)からも 不安(ふあん)がる 声(こえ)が あがっていた。
しかし、翌朝(よくちょう) 聞(き)いた ニュ−スによれば、
点火前(てんかまえ)に 黙祷(もくとう)を ささげていたとのこと。
このような 広報(こうほう)の 不行き届(ふゆきとど)きも、
今年(ことし)の 課題(かだい)だったと いえよう。

数台(すうだい)の 観光(かんこう)バスが 通り過(とおりす)ぎていった。
Mさんに 聞(き)いたところによると、
「五山(ござん)を 全部(ぜんぶ)見(み)よう」という ツアーで、
市役所前(しやくしょまえ)で 乗客(じょうきゃく)を 募(つの)っていたとのこと。
なんだか
「行き当(いきあ)たりばったりの 企画(きかく)だ」と
思(おも)わずにいられなかった。
この後(あと)は、渋滞(じゅうたい)と 交通規制(こうつうきせい)で、
進(すす)むことも ままならないだろうに…

今出川通(いまでがわどおり)に 移動(いどう)しようと したら、
別(べつ)の 灯(あかり)が ついた…
否(いな)、大(おお)きな 月(つき)が 現(あら)われたのであった。
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しばし後(のち)、月(つき)は 雲間(くもま)に 消(き)えていった。

「大(だい)」の「ほくろ」の如(ごと)き 月(つき)は、
東山三十六峰(ひがしやまさんじゅうろっぽう)の ひとつ
月待山(つきまちやま)から 登(のぼ)って きた。
なるほど、秋(あき)の 十六夜(いざよい)を 待(ま)つ 方向(ほうこう)か…

しかし、右上(みぎうえ)でなくて よかった。
もし、そうだったなら 「犬(いぬ)」に なってしまうところだった。

さて、そろそろ お腹(なか)もすいたし、
浴衣(ゆかた)も あついし、
戻(もど)って 食事(しょくじ)に しましょう。
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2011年08月15日

五山送り火(ござんおくりび) 護摩木奉納(ごまぎほうのう)

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明日(あす)の 送り火(おくりび)を 前(まえ)に、
護摩木(ごまぎ)を 奉納(ほうのう)して きました。
亡(な)くなった人(ひと)の 戒名(かいみょう)を かいたり、
願い事(ねがいごと)を かいたりして、
明日(あす) 送り火(おくりび)として 燃(も)やしてもらいます。

今年(ことし)は 護摩木(ごまぎ)について 混乱(こんらん)も ありましたが、
人々(ひとびと)の 営(いとなみ)みは 淡々(たんたん)と 続(つづ)く…。
どこの なにを 使(つか)おうと、人々(ひとびと)の 追悼(ついとう)の 祈(いの)りに 変(か)わりはない。 
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