2023年05月20日

無名塾(むめいじゅく)『バリモア』

先月(せんげつ) 迷(まよ)いあぐねていたこと。

行(い)きたい
観(み)たい
最後(さいご)の チャンスかもしれない

さかのぼること 2月4日(にがつよっか)
朝(あさ)の ラジオで 仲代達矢(なかだい たつや)さんが お話(はなし)していた。
そのなかで、聞き逃(きき のが)さなかったのである。
『京都(きょうと)も 行(い)きます』
その日(ひ)から、公演予定(こうえんよてい)が 出(で)るのを 待(ま)っていた。
ところが、情報(じょうほう)を 探(さぐ)っていくと、チケットの 一般販売(いっぱんはんばい)は ないようなのであった。

この公演(こうえん)を 観(み)るには 単純(たんじゅん)に チケットを 買(か)えばいいというわけではなかった。
入会金(にゅうかいきん)および 月会費(げっかいひ)を 支払(しはら)うことで、鑑賞(かんしょう)の 権利(けんり)が 得(え)られるのである。
それを 知(し)ったのは 先月13日(せんげつ じゅうさんにち)だった。
もう少(すこ)し 早(はや)く 情報(じょうほう)が 得(え)られたら、前(まえ)もって 入会(にゅうかい)していたのだが…
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ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)

一日考(いちにち かんが)えて、主催者(しゅさいしゃ)に メールした。
断(ことわ)られてもいいと 思(おも)っていた。
イイカゲンなやつだと 思(おも)われてもよかった。
とにかく、これが 最後(さいご)の チャンスかもしれないと 思(おも)った。

数日(すうじつ)して 返事(へんじ)があった。
どうにか 鑑賞(かんしょう)することは できそうであった。
申し訳(もうし わけ)ない 気持(きも)ちに さいなまれた。

恥(はじ)を 忍(しの)んで、主催者事務所(しゅさいしゃ じむしょ)に 出(で)かけることにした。
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先月25日(せんげつ にじゅうごにち)、所定(しょてい)の 費用(ひよう)を 持参(じさん)した。

会員(かいいん)について 説明(せつめい)を 受(う)けた。
やはり、継続(けいぞく)することを 前提(ぜんてい)としているとのことだった。
心(こころ)が  絞(しぼ)られた 濡れ雑巾(ぬれ ぞうきん)のように 痛(いた)かった。
しかしながら、チケットは 手に入(てに はい)った。
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5月13日(ごがつ じゅうさんにち)
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京都府立文化芸術会館(きょうとふりつ ぶんかげいじゅつ かいかん)
開演30分前(かいえん さんじゅっぷん まえ)から 入場(にゅうじょう)できる。
にわか会員(かいいん)だし、いい席(せき)で 見(み)ようなんて 欲(よく)はなかった。
ただ、舞台(ぶたい)の 仲代達矢(なかだい たつや)さんが 見(み)られるなら それでよかった。
ホールの 入り口(いり ぐち)には 行列(ぎょうれつ)が できていた。
列(れつ)が 短(みじか)くなるまで、待(ま)つことにした。
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やっと、生(なま)の 公演(こうえん)が 観(み)られる…
それだけで 胸(むね)が いっぱいだった。

入場(にゅうじょう)すると チケットを 座席券(ざせきけん)に 交換(こうかん)した。
各回(かくかい)ごとに エリアが 指定(してい)されている。
そのため、かなり 後(あと)から 入場(にゅうじょう)したのに、 舞台(ぶたい)に 比較近(ひかくてき ちか)い 席(せき)だった。
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ロビーには これまでの 公演(こうえん)の パネル展示(てんじ)があった。
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若(わか)いときの 写真(しゃしん)もあった。
今(いま)まで ずっと、映画(えいが)で 追(お)いかけてきた 顔(かお)だった。
その写真(しゃしん)を 見(み)るだけで、何歳(なんさい)ごろの 作品(さくひん)か わかった。
若(わか)かりし 仲代達矢(なかだい たつや)さんも、円熟(えんじゅく)した 仲代達矢(なかだい たつや)さんも、大好(だいす)きだexclamation×2

目今日(きょう)の 仲代達矢(なかだい たつや)さんは どうだろう揺れるハート

第一幕(だい いち まく)
ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)
ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)
ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)
内容(ないよう)は 省略(しょうりゃく)する。

幕間(まくあい)の 20分間(にじゅっぷんかん)も 席(せき)を 離(はな)れずに、さっきまで 舞台(ぶたい)にいた 仲代達矢(なかだい たつや)さんを 脳裏(のうり)に 浮(う)かべていた。
ストーリーを 反復(はんぷく)し、第二幕(だい に まく)を 待(ま)った。

第二幕(だい に まく)
ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)
ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)
ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)
内容(ないよう)は 省略(しょうりゃく)する。

衣装(いしょう)と メイクを 変(か)えての 第二幕(だい に まく)だった。
舞台上(ぶたいじょう)の 人(ひと)は 仲代達矢(なかだい たつや)さんなのか、ジョン・バリモアなのか わからなくなった。
日本語(にほんご)を 話(なは)している ジョン・バリモアにしか 見(み)えなかった。
何回(なんかい)も カーテンコールに 応(こた)えてくれた。
ただ、観客(かんきゃく)の 手拍子(てびょうし)には 馴染(なじ)めなかった。
リズム感(かん)が ないのではなく、会場(かいじょう)いっぱいに 響(ひび)く 手拍子(てびょうし)は、どこに タイミングを 合(あ)わせたらいいのか わからなくなるのである。
微妙(びみょう)に ズレる タイミングが 気(き)になって しまうのである。
だから、音(おと)が 聞(き)こえない 程度(ていど)に、細(こま)かく 拍手(はくしゅ)を 贈(おく)った。

会場(かいじょう)が 明(あか)るくなり、終演(しゅうえん)が 告(つ)げられた。
そのとき 気(き)づいた。
もしかしたら、よしえ虫(むし)は 最年少(さいねんしょう)なのではないかexclamation&question
この 会場(かいじょう)で 最年長(さいねんちょう)は 仲代達矢(なかだい たつや)さん 90歳(きゅうじゅっ さい)だろう。
それより年下(としした)で、よしえ虫(むし)より 年上(としうえ)の 皆(みな)さんが 舞台(ぶたい)を 楽(たの)しんでいる。
それは それで 素晴(すば)らしいことだと 思(おも)う。
しかし、この 主催者(しゅさいしゃ)の 活動意図(かつどういと)からしたら、後継者(こうけいしゃ)の 問題(もんだい)を 案(あん)じなければ ならないだろう。
つまり、月々(つきづき)の 会費(かいひ)を 納(おさ)めて 舞台公演(ぶたいこうえん)を 観賞(かんしょう)しようという 人(ひと)が 高齢化(こうれいか)している。
また、よしえ虫(むし)も 含(ふく)めて、舞台公演(ぶたいこうえん)を 観賞(かんしょう)する 人(ひと)も 少(すく)なくなった。
公演内容(こうえん ないよう)による かもしれないが、若年層(じゃくねんそう)には 舞台芸術(ぶたいげいじゅつ)が 身近(みじか)ではないのだろうか。
特(とく)に 今回(こんかい)の 演目(えんもく)は、第二次世界大戦中(だい に じ せかい たいせん ちゅう)の ニュー・ヨーク、ブロード・ウェイの 話(はなし)。
劇中劇(げきちゅうげき)は シェイクスピア。
歴史(れきし)か 英語(えいご)の 授業(じゅぎょう)くらいで、かかわるだけだろう。
古典文学(こてん ぶんがく)に 触(ふ)れる 機会(きかい)もなくなった。
日本(にほん)の 古典芸能(こてんげいのう)で、若手演者不足(わかて えんじゃ ぶそく)が 言(い)われて 久(ひさ)しい。
以前(いぜん)、新劇(しんげき)と 呼(よ)ばれていた 舞台芸術(ぶたいげいじゅつ)が、もう 古典(こてん)になっている。
寂寥(せきりょう)を 覚(おぼ)えた。

さて、ロビーに 出(で)て 携帯(けいたい)の 電源(でんげん)を 入(い)れた。
CKさんから メッセージが 来(き)ていた。
CK「入り口(いりぐち)にいますmail to
目はーいmail to
CKさんは 京都旅行中(きょうと りょこう ちゅう)である。
実際(じっさい)に 会(あ)うのは 初(はじ)めてであった。
目ちょっと 時間(じかん)かかるなぁダッシュ(走り出すさま)
ドア付近(ふきん)が 大渋滞(だいじゅうたい)していて、なかなか すすめなかった。
CK「めっちゃ 人多(ひと おお)いどんっ(衝撃)mail to
また、メッセージが 来(き)た。
目人渋滞中(ひと じゅうたいちゅう)あせあせ(飛び散る汗)mail to

なんとか 外(そと)に 出(で)ると、CKさんが 立(た)っていた。
手(パー)あせあせ(飛び散る汗)手(パー)あせあせ(飛び散る汗)
無事(ぶじ)に 会(あ)うことができた。
CK「人(ひと)が 多(おお)くて びっくりしたどんっ(衝撃)
目うん、この 俳優(はいゆう)さんねー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)
CK「ちょっと 調(しら)べてみる…ポケットベル…知(し)ってるexclamation×2
目でしょーハートたち(複数ハート)
CK「そうかぁ〜ぴかぴか(新しい)
CK「これ、おみやげですプレゼント
目ありがとうかわいい
しばらく 話(はな)しながら 歩(ある)いた。
CK「じゃ、またね〜手(パー)
目また オンラインでね〜手(パー)

おみやげは…
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目あ、賞味期限(しょうみきげん)が…たらーっ(汗)自己消費(じこしょうひ)するしかないのねたらーっ(汗)たらーっ(汗)たらーっ(汗)

仲代達矢(なかだい たつや)さんを 見(み)て、何(なん)でも 躊躇(ちゅうちょ)せずに やってみることだと 思(おも)った。
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目ま、入選(にゅうせん)するわけないだろうけど、とりあえず 応募(おうぼ)しよう手(グー)
自分(じぶん)が 皆(みな)さんに 言(い)っていること、それは
『やったら 1、やらなかったら 0。やって だめだったとしても 経験(けいけん)は 1ある』

20日(はつか)
朝(あさ)の ラジオに 仲代達矢(なかだい たつや)さんが 登場(とうじょう)した。
今回(こんかい)の 公演(こうえん)でも、うまくいかなくて 落ち込(おち こ)んだり、やめようと思(おも)ったり したことも あったそうである。
でも、最後(さいご)まで 皆(みな)さんに 支(ささ)えられて 千穐楽(せんしゅうらく)を 迎(むか)えることができた。
キャリアとともに 難(むずか)しさが 増(ま)してくる。
日々(ひび)、自分(じぶん)と 向き合(むき あ)って 高(たか)めていかねばならない。

深(ふか)く 心(こころ)に 響(ひび)く 言葉(ことば)だった。
posted by よしえ虫 at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 公演 Live

2020年12月31日

充実(じゅうじつ)の 師走(しわす)

今年一年(ことし いちねん)を 振り返(ふり かえ)っても、あっという間(ま)に 過(す)ぎてしまったように 感(かん)じます。
4月(しがつ)に ほとんど オンライン授業(じゅぎょう)に なってから、家時間(いえじかん)が 長(なが)くなりました。
そのため、できたことも 多(おお)くなったけれど、できなかったことも ありました。

まずは、休日(きゅうじつ)が なくなりました。
これまでは、無理(むり)にでも 休日(きゅうじつ)を 作(つく)っていました。
でも今(いま)は、一日(いちにち)の 時間(じかん)の 使い方(つかい かた)で ON=OFFが できるので、休日(きゅうじつ)が なくても 負担(ふたん)に 感(かん)じていません。
それに 授業(じゅぎょう)は 立(た)ってしているので、足(あし)の ストレッチもできるし、銭湯(せんとう)も 温泉(おんせん)も 山(やま)も 行(い)かなくなりました。

それから、意外(いがい)にも 本(ほん)を 読(よ)む 時間(じかん)が ありませんでした。
以前(いぜん)は 授業(じゅぎょう)と 授業(じゅぎょう)に 時間(じかん)が あけば、そのときに 読(よ)んでいました。
でも今(いま)は、そんな時間(じかん)に、買物(かいもの)に 行(い)ったり、パソコン仕事(しごと)をしたり、オンライン背景(はいけい)を 作(つく)ったり、掃除洗濯(そうじ せんたく)したりと、けっこう忙(いそが)しく 動(うご)いていました。

折り紙(おり がみ)の 時間(じかん)も 激減(げきげん)しました。
作品(さくひん)を 制作(せいさく)したい という 気持(きも)ちは、縫物(ぬいもの)や イラストで 満足(まんぞく)しています。
今(いま) 折り紙(おりがみ)は、WQちゃんに 教(おし)えるときだけです。

こんなことが できなかったけれど、あまり 不便(ふべん)は 感(かん)じていません。
また、気分(きぶん)が ふさぐことも ないし、ストレスに 感(かん)じることも ありません。
きっと、これが よしえ虫(むし)にとって いい状態(じょうたい)の 生活(せいかつ)なんだと 思(おも)います。

もちろん ライヴ・ハウスには 行(い)けなくなった けれど、オンライン配信(はいしん)ライヴも なかなか いいと 思(おも)っています。
これまで、会場(かいじょう)まで 行(い)くのが 面倒(めんどう)に 感(かん)じていました。
大阪(おおさか)だと 片道2時間(かたみち に じかん)は 見(み)ておかないと なりませんでした。
ところが、配信(はいしん)ライヴなら 数秒前(すうびょう まえ)に パソコンを 立ち上(たち あ)げておくだけで いいんです!
チャットで、ほかの ファンと 交流(こうりゅう)するのも 新(あたら)しい 楽しみ方(たのしみ かた)だと 思(おも)いました。
会場(かいじょう)に 一人(ひとり)で 行(い)ったら、ほとんど 誰(だれ)とも 会話(かいわ)しないでしょう。

3日(みっか)
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人間椅子(にんげんいす)の 配信(はいしん)ライヴの アンコールが ありました。
すでに 見(み)たものなので、この日(ひ)は 晩御飯(ばんごはん)を 作(つく)りながら 見(み)ていました。
踊(おど)ったり、歌(うた)ったり、叫(さけ)んだりしたら、楽(たの)しい 晩御飯(ばんごはん)に なりました。

6日(むいか)
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待(ま)ちに 待(ま)った、特別給付悪魔(とくべつきゅうふあくま) ビデオ黒(くろ)ミサです!
昼の部(ひる の ぶ)も 夜の部(よる の ぶ)も、参拝(さんぱい)いたしました。
この日(ひ)のために 参拝戦闘服(さんぱい せんとうふく)も 制作(せいさく)しました。
マスクにも 悪魔の紋章(あくま の もんしょう)を 描(えが)いてみました。
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よしえ虫(むし)の 家(いえ)から、歩(ある)いて 行(い)けるなんて!!!
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まずは、物販(ぶっぱん)の 列(れつ)に 並(なら)びました。
ネットで 買(か)いそびれていた マスクを 購入(こうにゅう)しました。
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マスク本体(ほんたい)に 悪魔の紋章(あくま の もんしょう)が あしらわれています。

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マスク・ケースも ついています。

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この レシートも 貴重(きちょう)です!!!

開演前(かいえん まえ)に 展示(てんじ)コーナーに 向(む)かいました。
その途中(とちゅう)に、禁止行為(きんしこうい)への 警告(けいこく)が 貼(は)りだしてありました。
悪魔(あくま)の 制裁(せいさい)の 厳(きび)しさと、意識(いしき)の 高(たか)さが 感(かん)じられました。
悪魔(あくま)に 魂(たましい)を 売(う)っておいて 本当(ほんとう)に よかったと 思(おも)っています。

さて、会場(かいじょう)に 入(はい)りましょう〜
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まだ 新(あたら)しいので、とてもきれいでした。

ビデオ黒(くろ)ミサは 音響(おんきょう)が 素晴(すば)らしく、生演奏(なまえんそう)と 同(おな)じ 迫力(はくりょく)が ありました。
特(とく)に、ハウリングしないので 大音量(だいおんりょう)に できるのです!
体全体(からだぜんたい)が 音(おと)に 包(つつ)まれるような、不思議(ふしぎ)な 体験(たいけん)でした。
声(こえ)は 出(だ)せませんでしたが、いつもの コール&レスポンスもあって、久(ひさ)しぶりの ワクワク感(かん)も 楽(たの)しめました。

トーク・コーナーで、ご本尊(ほんぞん)が 登場(とうじょう)されると、嬉(うれ)しさが こみ上(あ)げてきました。
ようこそ 京都(きょうと)へ お越(こ)しくださいました〜揺れるハート
演奏(えんそう)は しないけれど、これだけの 演出(えんしゅつ)の ためには、ほぼ いつものツアーと 同(おな)じくらいの スタッフが 動(うご)かなければ ならないでしょう。
そんなことを 考(かんが)えていたら、胸(むね)が 熱(あつ)くなってきました。

定番(ていばん)の エンディングが 流(なが)れ、昼の部(ひる の ぶ)が 終(お)わり、いったん 帰宅(きたく)しました。

晩酌(ばんしゃく)の 準備(じゅんび)を してから、夕暮(ゆうぐ)れの 岡崎公園(おかざきこうえん)に 再(ふたた)び 赴(おもむ)きました。

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あそこが 展示会場(てんじかいじょう)です。
明(あ)かりが イルミネーションのように 輝(かがや)いて 見(み)えました。
さて、夜の部(よる の ぶ)が 始(はじ)まります!
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着席(ちゃくせき)したままの 参拝(さんぱい)でしたが、昼夜(ひるよる)あわせて 4時間(よ じかん)に 及(およ)ぶ 大黒(だいくろ)ミサですから、これで よかったのではないかと 思(おも)いました。
4時間(よ じかん) 立(た)ちっぱなしで、叫(さけ)びっぱなしだったら、体力(たいりょく)が 持(も)たなかったでしょう。

帰宅(きたく)しても 興奮冷(こうふん さ)めやらず、CDを かけて もう一回(いっかい) 一人(ひとり)ミサを 楽(たの)しんでしまいました。

25日(にじゅうご にち)
魔界接近遭遇(まかいせっきんそうぐう)リターンズで、ネタが 読(よ)まれました!
アドバイスも もらったので、次(つぎ)は もっと クオリティーを あげたいと 思(おも)っています。
そういえば、今年(ことし)は ラジオ番組(ばんぐみ)への 投降(とうこう)も 増(ふ)えました。
中高時代(ちゅうこう じだい)は、ハガキを 出(だ)しまくっていたのを 懐(なつ)かしく 思い出(おもい だ)しています。
今月(こんげつ)は 川柳(せんりゅう)デビューも できたし、立(た)てた目標(もくひょう)は ほとんど 達成(たっせい)できました。

27日(にじゅうしち にち)
ビデオ黒(くろ)ミサ・ファイナルが 配信(はいしん)になりました。
年始(ねんし)に 使(つか)いたい オンライン背景(はいけい)を 制作(せいさく)しながら 楽(たの)しみました。

31日(さんじゅういち にち)
強力(きょうりょく)な 寒波(かんぱ)が きていて、厳(きび)しい 寒(さむ)さになりました。
そのため、年末恒例(ねんまつこうれい)の アルフレッド君(くん)の ワックスがけは、見送(みおく)りました。
午後(ごご)は いつもどおりに 出張授業(しゅっちょうじゅぎょう)でした。
帰宅後(きたくご)は ささやかな 年末(ねんまつ)ムードを 醸し出(かもし だ)してみました。
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今年(ことし)の 年越(としこ)しそばは、更科(さらしな)そばに 海老天(えびてん)と してみましたぴかぴか(新しい)

さて、明日(あした)は 元旦(がんたん)です。
でも、いつもどおりに 授業(じゅぎょう)が あります。
これが よしえ虫(むし)の ニュー・ノーマルに なるんだろうなぁ〜
posted by よしえ虫 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 公演 Live

2019年12月31日

バンド生活三十年(ばんどせいかつ さんじゅっしゅうねん)〜人間椅子三十周年記念(にんげんいす さんじゅっしゅうねん)〜ファン三十周年(ふぁん さんじゅっしゅうねん)

12月4日 水曜日
(じゅうにがつ よっか すいようび)

着物(きもの)を 着(き)る 練習(れんしゅう)の 最終仕上(さいしゅうしあ)げを していた。
今回(こんかい)は、この 帯(おび)を 締(し)めていく。
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般若心経(はんにゃしんぎょう)の 刺繍(ししゅう)に、「夢(ゆめ)」と 織(お)りだされているのである。
人間椅子(にんげんいす)の ライヴに ぴったりではないかexclamation×2exclamation×2ぴかぴか(新しい)
そして、下駄(げた)は これを 履(は)いていく。
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赤(あか)くて 桜(さくら)が ひらひら 舞(ま)っている 鼻緒(はなお)である。
これも、人間椅子(にんげんいす)の ライヴに ぴったりではないかexclamation×2exclamation×2ぴかぴか(新しい)
この練習(れんしゅう)を するときは、『人間失格(にんげんしっかく)』を 聴(き)くことに してきた。
だいたい 50分(ごじゅっぷん)で、CDが 終(お)わると 着付(きつ)けも 終(お)わるからである。
そして、やはり 初心(しょしん)に 戻(もど)って 聴(き)きなおすのも、三十年(さんじゅうねん)の 月日(つきひ)を 実感(じっかん)させるものである。
ただし、このアルバムには 有名(ゆうめい)な 事件(じけん)が 潜(ひそ)んでいた。
そのため、日没後(にちぼつご)は 聴(き)かないようにしてきた。

しかし、今年7月(ことし しちがつ)に それを 忘(わす)れて、夜間(やかん)に 聴(き)いていた ことがあった。
すると、『あやかしの鼓(つづみ)』が 始(はじ)まって しばらくして、部屋(へや)の 中(なか)に 青白(あおじろ)い光(ひかり)が バシッと 瞬(またた)いた。
何(なに)が 起(お)こったのか、何(なん)の 現象(げんしょう)なのか、全(まった)く わからなかった。
そして、何(なに)も わからないまま、その夜(よる)は 就寝(しゅうしん)した。
翌朝(よくあさ)、冷凍庫(れいとうこ)の 中(なか)が 全(すべ)て 溶(と)けてしまっていた。
どうやら、冷蔵庫(れいぞうこ)が 壊(こわ)れたようである。

その後(ご)、ご近所(きんじょ)の 品川心中君仮名(しながわしんじゅう くん かめい)が、夜中(よなか)に 『あやかしの鼓(つづみ)』を かけていると、我が家(わがや)の CDが カタッ、カタッと 揺(ゆ)れるのであった。
それは、振動(しんどう)で 揺(ゆ)れているような 音(おと)ではなく 不規則(ふきそく)で、何(なん)らかの 意思(いし)を もって 音(おと)を 立(た)てているようであった。
その音(おと)で 目覚(めざ)めて、目(め)を 開(あ)けてみたら、白(しろ)い 湯気(ゆげ)のようなものが 部屋(へや)を 漂(ただよ)っていた。

そんなことが 続(つづ)いたので、『人間失格(にんげんしっかく)』は 昼間(ひるま)のみに 限(かぎ)って かけている。
最近(さいきん)は 日没(にちぼつ)が 早(はや)くなったので、なかなか 聴(き)く チャンスも 少(すく)なくなっている。
だから、着物(きもの)の 練習時(れんしゅうじ)くらいは、聴(き)いていたいと 思(おも)った。
この日(ひ)も、日没間際(にちぼつ まぎわ)に 『桜の森の満開の下(さくらの もりの まんかいの した)』の アウトロが ながれた。

さて、着物(きもの)を 脱(ぬ)いで 晩酌(ばんしゃく)の 支度(したく)を しようと、デッキに 『新青年(しんせいねん)』を セットした。
三十年(さんじゅうねん)を 一足飛(いっそくと)びに 行(い)こうと 思(おも)った わけである。
2曲目(にきょくめ)の 『鏡地獄(かがみじごく)』の イントロで 異変(いへん)が 起(お)こった。
和嶋氏(わじま し)が、「鏡地獄(かがみじごく)コード」と 呼(よ)ぶ アルペジオで、CDが 進(すす)まなくなったのであるどんっ(衝撃)
リスタートさせてみても、同(おな)じところで 地団駄(じたんだ)を 踏(ふ)むような 音(おと)に なってしまうのである。
デッキから 取り出(とりだ)してみたが CDは 傷(きず)ひとつなく、それこそ 鏡(かがみ)のようであった。
そして、他(ほか)の 部屋(へや)にある ステレオで かけてみた。
すると、全(まった)く 問題(もんだい)なく 聴(き)くことができた。
『鏡地獄(かがみじごく)』だけ ここで 聴(き)いて、また 台所(だいどころ)に 戻(もど)った。
3曲目(さんきょくめ)の 『瀆神(とくしん)』から 最後(さいご)までは、全(まった)く 問題(もんだい)なかった。

そこで、考(かんが)えた。
『あやかしの鼓(つづみ)』は 夢野久作先生(ゆめの きゅうさく せんせい)の デビュー作(さく)である。
『鏡地獄(かがみじごく)』は 江戸川乱歩先生(えどがわ らんぽ せんせい)の 代表作(だいひょうさく)である。
目もしかして、この 部屋(へや)で 久作先生(きゅうさく せんせい)と 乱歩先生(らんぽ せんせい)が人影どんっ(衝撃)人影
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目異界(いかい)での 論争(ろんそう)も、よしえ虫家(むし け)なら、ありうるたらーっ(汗)
以後(いご)、『人間失格(にんげんしっかく)』と 『新青年(しんせいねん)』は、続(つづ)けて 聴(き)かないようにしている。

12月8日 日曜日
(じゅうにがつ ようか にちようび)

ライヴの 前日(ぜんじつ)なので、近所(きんじょ)の 銭湯(せんとう)に でかけた。
体(からだ)を 洗(あら)ってから、ゆっくり 湯(ゆ)に 浸(つ)かっていた。
よしえ虫(むし)は 銭湯(せんとう)に 行(い)くと、1時間以上(いちじかん いじょう)は 湯(ゆ)に 浸(つ)かる。
この日(ひ)も、湯(ゆ)に 浸(つ)かりながら 鼻歌(はなうた)を 歌(うた)っていた。
すると、なんだか 鈴木氏(すずき し)の ベースが 聞(き)こえてくるような 気(き)がした。
目あっ、聴(き)きすぎて 耳(みみ)から 音(おと)が 消(き)えなくなったのかexclamation&questionやばいかもたらーっ(汗)
その日(ひ)は、ベースの 音(おと)が 空耳(そらみみ)だと 思(おも)っていた。

12月9日 月曜日 16:20
(じゅうにがつ ここのか げつようび)

着物(きもの)を 着終(きお)わった。
髪(かみ)を まとめて、留(と)めた。
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今回(こんかい)の 人間椅子(にんげんいす)ギドラは、帯(おび)の 色(いろ)と コーディネートしてみた。

目よしexclamation×2
完璧(かんぺき)な 支度(したく)に 満足(まんぞく)して、勇(いさ)んで 歩き出(あるきだ)した。
すると、むかっ(怒り)むかっ(怒り)むかっ(怒り)
突然(とつぜん)バランスが くずれた。
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下駄(げた)の 歯(は)が 取(と)れてしまったのであるバッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)
目えぇーーーーどんっ(衝撃)
幸(さいわ)い、家(いえ)から 数十(すうじゅう)メートルの 地点(ちてん)だったので、急(いそ)いで 戻(もど)って 下駄(げた)を 履き替(はきか)えた。
目よしえ虫(むし)は ゲタリストだから 大丈夫(だいじょうぶ)手(チョキ)
普段(ふだん)から 下駄(げた)を 愛用(あいよう)しているので、何(なん)の 心配(しんぱい)もいらなかった。
いつも 履(は)いている ほうが、歩(ある)きやすくて いいくらいだった。

18:45
umeda TRADに 到着(とうちゃく)した。
会場入り口(かいじょう いりぐち)は、やはり 黒(くろ)いTシャツで 埋め尽(うめつ)くされていた。
和服姿(わふくすがた)は 数人(すうにん)で、よしえ虫(むし)のような 本気(ほんき)の 和装(わそう)は 見当(みあ)たらなかった。
番号順(ばんごうじゅん)に 入場(にゅうじょう)が 始(はじ)まった。
今回(こんかい)は かなり 前(まえ)なので、気合(きあい)が 入(はい)る。
お目当(めあ)ての グッズを 急(いそ)いで 買(か)った。
スタッフ「ちょうど 5000円(ごせんえん)なので、こちら プレゼントですふくろ
目ありがとうございます揺れるハート
横(よこ)に ずれて、CDも 1枚買(いちまい か)った。
スタッフ「こちらの ステッカー プレゼントですCD
目ありがとうございます揺れるハート
これで、会場限定(かいじょうげんてい)の 特典(とくてん)も 入手(にゅうしゅ)できた手(チョキ)

会場奥(かいじょう おく)に 進(すす)んで、一段上(いちだん あ)がった フロアの 最前列中央(さいぜんれつ ちゅうおう)に 立(た)った。
ちょうど、ドラムセットの 銅鑼(どら)の 正面(しょうめん)である。
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目さて、下駄(げた)を 脱(ぬ)ごうっといい気分(温泉)
下駄(げた)で ジャンプするのは、危険(きけん)だし、隣の人(となりの ひと)の 足(あし)を 踏(ふ)んだら 気の毒(きのどく)だと 思(おも)っていた。
目これで、準備完了(じゅんびかんりょう)exclamation

19:30
SEの 『新青年(しんせいねん)まえがき』に 続(つづ)いて
『宇宙(うちゅう)からの色(いろ)』の イントロが 奏(かな)でられた。
それまで 静(しず)かだった 会場(かいじょう)は 突然(とつぜん) 激震(げきしん)しはじめた。
右(みぎ)の 男性(だんせい)は 激(はげ)しく ヘッドバンキングし、ギターソロでは ピタッと 止(と)まる。
目なるほど、ギタリストかかわいい
左(ひだり)の 男性(だんせい)は 激(はげ)しく ヘッドバンキングしながら どんどん 前進(ぜんしん)していく。
目前(まえ)に 出(で)るのは 研(けん)ちゃんっぽいなぁ〜かわいい

2曲目(にきょくめ)は 『羅生門(らしょうもん)』であった。
曲(きょく)の ラストで 銅鑼(どら)が 響(ひび)いた。
すると、よしえ虫(むし)の 全身(ぜんしん)が 銅鑼(どら)の 振動(しんどう)を 受け止(うけと)めた。
ビリビリと 体中(からだじゅう)が 振動(しんどう)しているのである。
こんな 経験(けいけん)は、初(はじ)めてである。
涙(なみだ)が 出(で)るほど 感動(かんどう)した。

3曲目(さんきょくめ)『品川心中(しながわしんじゅう)』の 落語(らくご)パート
和嶋氏(わじま し)「大阪(おおさか)は こんなに人(ひと)が いたのか?」
会場全体(かいじょう ぜんたい)が クスリと 笑(わら)った。
それでも、ソールドアウトではない そうであった。
中野(なかの)サンプラザが ソールドアウトしていることを 考(かんが)えると、やはり 関東(かんとう)と 関西(かんさい)の 音楽(おんがく)シーンの 差異(さい)を 感(かん)じずには いられなかった。

新曲(しんきょく)の 『愛(あい)のニルバーナ』と 『悪夢(あくむ)の序章(じょしょう)』も 演奏(えんそう)された。
11日(じゅういちにち)リリースの ベスト盤(ばん)に 収録(しゅうろく)されている。
先(さき)に ライヴで 聴(き)いて、後(あと)から CDで 聴(き)くなんて、それこそ 三十年(さんじゅうねん)ぶりだった。

今年(ことし)の 代表作(だいひょうさく)『無情(むじょう)のスキャット』の イントロでも 銅鑼(どら)の 洗礼(せんれい)を 受(う)けた。
新(あら)たな 力(ちから)を 注ぎ込(そそぎこ)まれたようであった。
鈴木氏(すずき し)「そろそろ 疲(つか)れてきませんか?」
またもや、会場全体(かいじょう ぜんたい)が クスリと 笑(わら)い、あちこちから 鈴木氏(すずき し)を いたわる 声援(せいえん)が 飛(と)んだ。
今回(こんかい)の ベスト盤(ばん)には、英訳(えいやく)が ついている。
『芳一受難(ほういちじゅなん)』は 『Hoichi's Passion』となる そうである。
ということは、今日(きょう)締(し)めているのも 『Hoichi's Passion』の帯(おび) ということになる。

ナカジマ氏(し)「オッチャンって 呼(よ)んでくれーexclamation×2
目んー、なんだか 違和感(いわかん)たらーっ(汗)
とはいうものの、リクエストに 答(こた)えて 「オッチャン」と 叫(さけ)ばせて いただいた。
そして、『地獄小僧(じごくこぞう)』が はじまった。
ギターソロで 2小節(にしょうせつ)の スクラッチが 奏(そう)されるのだが、このとき 和嶋氏(わじま し)が ネックを 立(た)てて 上(うえ)に 向(む)かって スクラッチ奏法(そうほう)を した。
それは、エクスタシーを 感(かん)じさせ、今(いま)まで 思(おも)ったこともない エロティシズムを 沸き起(わきお)こさせた。
ギタープレイで こんな 官能的(かんのうてき)な 気分(きぶん)になったのは、おそらく 初(はじ)めてでは ないだろうか。

終盤(しゅうばん)に さしかかって、鈴木氏(すずき し)を いたわる声(こえ)が ました。
なんと やさしい空気(くうき)なのだろうかわいい
時折(ときおり) 顔(かお)をしかめる 鈴木氏(すずき し)を やわらかく 包み込(つつみこ)むようだった。
よしえ虫(むし)は 鈴木氏(すずき し)を 抱(だ)きしめたい 気持(きも)ちにかられた。

本編最後(ほんぺん さいご)の 『針(はり)の山(やま)』での ジャンプは、帯(おび)が ずれそうになったので、軽(かる)めにした。
次回(じかい)は、この 問題(もんだい)を クリアする 必要(ひつよう)が ありそうだ。

1回目(いっかいめ)の アンコールでは、珍(めずら)しく『地獄(じごく)』が 奏(そう)された。
「おりゃ手(グー)」「うりゃ手(グー)
会場中(かいじょうじゅう)が 鈴木氏(すずき し)を 支(ささ)えていた。
「あと 10分(じゅっぷん)exclamation×2」「研(けん)ちゃん がんばってexclamation×2
会場(かいじょう)からの 応援(おうえん)に 暖(あたた)かさが あふれていた。
2回目(にかいめ)の アンコール『なまはげ』でも、銅鑼(どら)に しびれた。
身体(からだ)にも、耳(みみ)にも、振動(しんどう)が 染み込(しみこ)んでいく ようだった。

会場(かいじょう)の 明(あ)かりが つくと、右(みぎ)にいた ヘッドバンキングくんが 左(ひだり)にいた ヘッドバンキングくんの ほうへ、寄(よ)っていった。
目なぁんだ、知り合(しりあ)いだったのかたらーっ(汗)

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入り口(いりぐち)が 空(す)くまで、帰り支度(かえりじたく)をした。
下駄(げた)を はいて、荷物(にもつ)を 整理(せいり)した。

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外(そと)に 出(で)ても、興奮(こうふん)と 熱気(ねっき)を まとっているので、暑(あつ)いと 感(かん)じた。

銅鑼(どら)に もらった 胸(むね)の 震(ふる)えが 消(き)えないように、帰路(きろ)についた。
電車(でんしゃ)で、ライヴを 振り返(ふりかえ)った。
傑作(けっさく)だと 思(おも)っていた『無情(むじょう)のスキャット』も、この セットリストで 並(なら)べてみると、一つ(ひとつ)の 通過点(つうかてん)でしかないことに 気(き)づいた。

12月10日 火曜日 0:30
(じゅうにがつ とおか かようび)
久(ひさ)しぶりの 午前様(ごぜんさま)になった。
着物(きもの)を 脱(ぬ)いで、晩酌(ばんしゃく)を 始(はじ)めた。
まず、会場(かいじょう)で 購入(こうにゅう)したばかりの 御札(おふだ)ステッカーを 取り出(とりだ)した。

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久作先生(きゅうさく せんせい) 落ち着(おちつ)いて ください。

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乱歩先生(らんぽ せんせい) 落ち着(おちつ)いて ください。

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そして、台所(だいどころ)の デッキには、御札(おふだ)ステッカーが 常駐(じょうちゅう)することとなった。

12月11日 水曜日 18:20
(じゅうにがつ じゅういちにち すいようび)
授業(じゅぎょう)を 終(お)えて、急(いそ)いで 帰(かえ)ってきた。
ポストに Amazonからの 荷物(にもつ)が 届(とど)いていた。
早速(さっそく) 中身(なかみ)を 取り出(とりだ)して、確認(かくにん)した。
手(て)ぬぐいの サイズは ちょうど よかった。
サイン入(い)りデカジャケも、なかなか カッコイイではないかるんるん
そして、すぐに TOWER RECORDへ 向(む)かった。
もう1セット(わんせっと) 必要(ひつよう)なのであるパンチ

19:40
河原町(かわらまち)の TOWER RECORDに 入(はい)って、しばらく ウロウロしてしまった。
まさか 人間椅子(にんげんいす)が J−POPに 分類(ぶんるい)されているとは 思(おも)いもよらなかった からである。
無事(ぶじ)に ベスト盤初回特典付(ばん しょかいとくてんつき)を 見(み)つけることができた。
ところが、雑誌(ざっし)コーナーに YOUNG GUITARが 見当(みあ)たらなかった。
とりあえず、レジに 進(すす)んで 聞(き)いてみた。
目YOUNG GUITARありますか?
レジ店員(てんいん)「えっ、えっとぉ〜あせあせ(飛び散る汗)
目雑誌(ざっし)なんですけど〜本
レジ店員(てんいん)「少々(しょうしょう) お待(ま)ちくださいあせあせ(飛び散る汗)
レジ店員(てんいん)は、フロア店員(てんいん)に 問い合(といあ)わせに 行(い)き、すぐに 戻(もど)ってきて、とりあえず CDの 会計(かいけい)を した。
レジ店員(てんいん)「こちら 特典(とくてん)の カレンダーと レシートです」
目はい、ありがとうございまするんるん
レジ店員(てんいん)「こちらに 入(い)れて おきますね」
すると、フロア店員(てんいん)が やってきた。
フロア店員(てんいん)「YOUNG GUITARって、人間椅子(にんげんいす)が 表紙(ひょうし)の 1月号(いちがつごう)ですよねexclamation&question
目はいexclamation×2そうでするんるん
フロア店員(てんいん)「少々(しょうしょう) お待(ま)ちください次項有
しばらくすると
フロア店員(てんいん)「こちらですねぴかぴか(新しい)
目はいexclamation×2そうでするんるんありがとうございますかわいい

無事(ぶじ)に 購入(こうにゅう)して そそくさと 帰宅(きたく)した。
YOUNG GUITARを 買(か)うのは 二十数年(にじゅうすうねん)ぶりである。
高校生(こうこうせい)の 時(とき)から、毎月(まいつき) 買(か)っていたのだが、読(よ)む 時間(じかん)が 無(な)くなってしまい、いつの間(ま)にか 買(か)わなくなっていた。
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というわけで、2セット(とぅーせっと)の ベスト盤(ばん)が よしえ虫家(むし け)に 来(き)たのである。
しかし、CDは 1セット(わんせっと)あれば、十分(じゅうぶん)である。
片方(かたほう)の セットから 取り出(とりだ)して、静々(しずしず)と デッキに かけた。

12月12日 木曜日 10:30
(じゅうにがつ じゅうににち もくようび)
JI「先生(せんせい) おはようございます手(パー)
目おはよう〜るんるんちょっと 待(ま)ってね〜るんるん
JI「なんですか?」
目これ、APさんに プレゼントCDCDそれから、この人間椅子(にんげんいす)ギドラは、ライヴで 一緒(いっしょ)に 銅鑼(どら)パワーを 受(う)けてきたんだるんるん
JI「わかりました手(パー)APさんに 渡(わた)しますプレゼント

というわけで、1セット(わんせっと)は APさんのところに 嫁入(よめい)りした。
後日(ごじつ)
JI「APさんに 渡(わた)しました手(チョキ)
目ありがとうかわいい
JI「銅鑼(どら)のことも 話(はな)しました手(チョキ)
目おお、ありがとう〜ハートたち(複数ハート)
JI「APさんは このCDは 私(わたし)の 力(ちから)だって 言(い)っていましたわーい(嬉しい顔)
目そう、嬉(うれ)しいハートたち(複数ハート)これで、卒業制作(そつぎょうせいさく) うまくいくよ きっとグッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)

12月13日 金曜日 19:00
(じゅうにがつ じゅうさんにち きんようび)
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もちろん、中野(なかの)サンプラザでの ライヴ中継(ちゅうけい)も 見逃(みのが)さないパンチ
鈴木氏(すずき し)が 大阪(おおさか)のライヴよりも 調子(ちょうし)が よさそうで、安心(あんしん)した。
そして 和嶋氏(わじま し)が、この ライヴが 映画(えいが)に なると 発表(はっぴょう)した。
いきなり、レッドツェッペリン並(な)みの レジェンドに なったと 思(おも)った。
ナカジマ氏(し)は、初回特典(しょかいとくてん)の 手(て)ぬぐい 7枚(ななまい)で、シャツを 作(つく)って アンコールで 着(き)ていた。
さて、よしえ虫(むし)は 2枚(にまい)で 何(なに)を 作(つく)るexclamation&question

12月17日 火曜日 13:30
(じゅうにがつ じゅうななにち かようび)
JH「先生(せんせい) 急(きゅう)に 帰国(きこく)することに なりました飛行機
目えっexclamation&question論文(ろんぶん)は??
JH「教授(きょうじゅ)と 相談(そうだん)したので 大丈夫(だいじょうぶ)です手(パー)
目そう、よかったぁ〜いい気分(温泉)
JH「これ、どうぞプレゼント
目なぁにexclamation&question
JH「ボディ・オイルなんですけど〜」
目ありがとうるんるん
JH「気に入(きにい)ってもらえるか どうか わからなくて揺れるハート
目使(つか)いますよるんるんそれより、この 袋(ふくろ)の ほうが 気に入(きにい)っちゃったんだけどハートたち(複数ハート)
JH「へっexclamation&question
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目この 達磨(だるま)さん、和嶋(わじま)さんに 似(に)てるから揺れるハート

12月22日 日曜日 17:30
(じゅうにがつ にじゅうににち にちようび)
今日(きょう)は 冬至(とうじ)なので、また いつもの 銭湯(せんとう)に 行(い)った。
もちろん、柚湯(ゆずゆ)に 浸(つ)かるためである。
すると、また 鈴木氏(すずき し)の ベース音(おん)が 聞(き)こえてきた。
今回(こんかい)は、前回(ぜんかい)よりも はっきりと 聴き取(ききと)れた。
目うーん、この近(ちか)くで 人間椅子(にんげんいす)を 聴(き)いている人(ひと)が いるぞexclamation×2

12月29日 日曜日 15:00
(じゅうにがつ にじゅうくにち にちようび)
論文添削(ろんぶんてんさく)が 佳境(かきょう)を 迎(むか)える中(なか)、やっと 時間(じかん)を やりくりして 制作(せいさく)できたぴかぴか(新しい)
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人間椅子暖簾(にんげんいす のれん)
これを 眺(なが)めながら 晩酌(ばんしゃく)する 幸(しあわ)せハートたち(複数ハート)
大人買(おとなが)いできる 喜(よろこ)びハートたち(複数ハート)

12月31日 火曜日 18:30
(じゅうにがつ さんじゅういちにち かようび)
JIさんの 論文添削(ろんぶんてんさく)が、一段落(いちだんらく)した。
やっと、よしえ虫(むし)の 短(みじか)い 冬休(ふゆやす)みになる。
今夜(こんや)は しっかり 酔(よ)いましょう手(グー)
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posted by よしえ虫 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 公演 Live

2019年07月03日

人間椅子(にんげんいす) 30周年記念(さんじゅっ しゅうねん きねん) 『新青年(しんせいねん)』

17:10
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最後(さいご)の 予習(よしゅう)が 終(お)わった。
着替(きが)えて 出陣(しゅつじん)せねば ならない。
久々(ひさびさ)に 島紬(しまつむぎ)の 単衣(ひとえ)に 袖(そで)を 通(とお)し 博多帯(はかたおび)を 神田結(かんだむすび)に 整(ととの)えた。
髪(かみ)を 結(ゆ)いなおし、手製(てせい)のかんざしを 挿(さ)した。
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最後(さいご)に 下駄(げた)で 迷(まよ)った。
今日(きょう)は 大雨(おおあめ)の 予報(よほう)が 出(で)ている。
結局(けっきょく)、古(ふる)い下駄(げた)を はいた。
新(あたら)しいのを 濡(ぬ)らすのは、やはり 気(き)が 引(ひ)けた。

17:40
バスに 乗(の)り、四条高倉(しじょうたかくら)を 目指(めざ)す。
立(た)って 手(て)すりに つかまり、外(そと)を 眺(なが)めていた。
海外(かいがい)からの 観光客(かんこうきゃく)が、ゾロゾロ 乗(の)り降(お)りを くりかえした。
目的地(もくてきち)が 近(ちか)づくに つれて、胸(むね)が ときめくのを 感(かん)じた。

これは、はるか 昔(むかし)に 亡(な)くした 感覚(かんかく)だった。
次項有小学生(しょうがくせい)なら 学芸会(がくげいかい)の 舞台(ぶたい)のソデで 出番(でばん)を 待(ま)つとき
次項有中学生(ちゅうがくせい)なら 弁論大会(べんろんたいかい)で 順番(じゅんばん)を 待(ま)つ 間(あいだ)
次項有高校生(こうこうせい)なら 苦労(くろう)して 手(て)に 入(い)れた ライヴチケットを 眺(なが)めて 当日(とうじつ)を 待(ま)っている 日々(ひび)
次項有大学生(だいがくせい)なら 口頭試問(こうとうしもん)の 当日朝(とうじつ あさ)
次項有社会人(しゃかいじん)になって 大人(おとな)の 秘密(ひみつ)の 遠足(えんそく)を 計画(けいかく)した 夜(よる)

きっと 誰(だれ)でも 経験(けいけん)がある 感覚(かんかく)に 違(ちが)いない。
見(み)せたい 欲望(よくぼう)
かすかな 緊張(きんちょう)
膨(ふく)らむ 期待(きたい)
失敗(しっぱい)の 心配(しんぱい)

よしえ虫(むし)の この感覚(かんかく)は ある日(ひ) 死(し)んでしまった。
今日(きょう)は この感覚(かんかく)が 戻(もど)ってきた。
だから 今(いま) 感(かん)じているのは、感覚(かんかく)の 亡霊(ぼうれい)なのかもしれない。

四条河原町(しじょうかわらまち)で 多(おお)くの 乗客(じょうきゃく)を 吐(は)き 出(だ)し、また 多(おお)くの 乗客(じょうきゃく)を 詰(つ)めこんだ。
次(つぎ)の 停留所名(ていりゅうじょめい)が 告(つ)げられた 瞬間(しゅんかん)に、降車(こうしゃ)ボタンを 押(お)した。
停車(ていしゃ)すると すぐに ICカードを タッチして バスを 降(お)り、歩道(ほどう)を 歩(ある)いて いった。
会場(かいじょう)を 確認(かくにん)して、通(とお)り 過(す)ぎた。
一旦(いったん) ジュンク堂(どう)に 入(はい)って 音楽雑誌(おんがくざっし)を 眺(なが)めた。
こうでも しなければ、高(たか)ぶった 心(こころ)は 押(お)さえられなかった。
既(すで)に 息苦(いきぐる)しい ほど だった。
やや 落ち着(おち つ)きを 取り戻(とり もど)し、ジュンク堂(どう)を 出(で)た。
すると、観光客(かんこうきゃく)や 買物客(かいものきゃく)に まざって、黒(くろ)いTシャツを 着(き)た人(ひと)が 一点(いってん)を 目指(めざ)して 歩(ある)いていた。
さきほどは、そんなことすら 目(め)に 入(はい)っていなかった。

18:05
会場前(かいじょうまえ)に 佇(たたず)む 人(ひと)が 増(ふ)えていた。
よしえ虫(むし)の 後(うし)ろには 60代(ろくじゅうだい)と 思(おも)われる 黒(くろ)いTシャツを 着(き)た 男性(だんせい)がいた。
静々(しずしず)と 押し 寄(おしよ)せる 高潮(たかしお)のように 黒(くろ)いTシャツを 着(き)た人(ひと)が 増(ふ)えていく。
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親子(おやこ)で 黒(くろ)いTシャツを 着(き)て 来(き)た 人(ひと)。
子育て世代(こそだて せだい)と 思(おも)われる 黒(くろ)いTシャツを 着(き)た 女性(じょせい)。
黒(くろ)いTシャツを 着(き)た 中年夫婦(ちゅうねんふうふ)。
黒(くろ)いTシャツを 着(き)た 若(わか)い カップル。

よしえ虫(むし)のような 和服姿(わふくすがた)もいるが、ほとんどは 黒(くろ)いTシャツを 着(き)た人(ひと)だった。
6〜7割(わり)が 男性(だんせい)で、平均年齢(へいきんねんれい)も 高(たか)めである。
物見高(ものみだか)い 通行人(つうこうにん)が 黒(くろ)いTシャツの 集団(しゅうだん)を 見て、何事(なにごと)が 語り合(かたり あ)いながら 過(す)ぎていく。
奥(おく)の ヘアサロンの 客(きゃく)の 女性(じょせい)が、黒(くろ)いTシャツの 集団(しゅうだん)に 気(け)おされて 中(なか)に 入(はい)れない。
黒(くろ)いTシャツの 人(ひと)に 何(なに)が あるのか 香港人(ほんこんじん)が 果敢(かかん)に 尋(たず)ねる。

小雨(こさめ)の 中(なか)で 黒(くろ)いTシャツの 集団(しゅうだん)は 静(しず)かに 立(た)っていた。
開場時間(かいじょうじかん)よりも 早(はや)く、入場(にゅうじょう)が 始(はじ)まった。
よしえ虫(むし)は 真ん中(まん なか)ぐらいだった。
番号順(ばんごうじゅん)に 呼(よ)ばれた 黒(くろ)いTシャツを 着(き)た人(ひと)が 建物(たてもの)に 吸い込(すい こ)まれていった。

18:40
ステージに 近(ちか)い 方(ほう)は、すでに 黒(くろ)いTシャツの 集団(しゅうだん)で 埋め尽(うめ つ)くされていた。
よしえ虫(むし)は まず、ドリンクコーナーに 向(む)かった。
朝(あさ) 食(た)べた 後(あと)は、夕食(ゆうしょく)まで 何(なに)も 口(くち)にしない 習慣(しゅうかん)が あるので、のどが 渇(かわ)いていた。
特(とく)に、待(ま)っている 間(あいだ)の 蒸し暑(むし あつ)さで、完全(かんぜん)に 水分(すいぶん)が 飛(と)んでいた。
このまま ライヴに 突入(とつにゅう)すれば、熱中症(ねっちゅうしょう)に なるかもしれない と思(おも)った。
生(なま)ビールビールを 3口(みくち)ほどで 飲み干(のみ ほ)した。

開演(かいえん)の 前(まえ)に、今回(こんかい)の 第2(だいに)の 目的(もくてき)である グッズ販売(はんばい)コーナーへ 向(む)かった。
最近(さいきん)は インターネットでばかり 音楽(おんがく)を 聴(き)いていたので、久(ひさ)しぶりに フルアルバムとして 楽曲(がっきょく)を 楽(たの)しみたくなっていた。
だから、CDを 何枚(なんまい)か 買(か)う 予定(よてい)を していたCD
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次(つぎ)に アーティスト・グッズを 見(み)ていたら…どんっ(衝撃)どんっ(衝撃)どんっ(衝撃)どんっ(衝撃)どんっ(衝撃)どんっ(衝撃)どんっ(衝撃)どんっ(衝撃)どんっ(衝撃)
TAKE「あーーーexclamation×2exclamation×2exclamation×2exclamation×2
目あーーーexclamation×2exclamation×2exclamation×2exclamation×2
ほとんど 同時(どうじ)に 叫(さけ)んでいた。
TAKEちゃんも 一人(ひとり)で 来場(らいじょう)していた。
黒(くろ)いTシャツを 着(き)ている TAKEちゃんは 黒(くろ)いTシャツ選(えら)びで、迷(まよ)っている 最中(さいちゅう)だった。

TAKE「よしえ虫(むし)も 来(き)てたのexclamation&question
目当(あ)たり前(まえ)じゃん手(チョキ)『イカ天(てん)』の 時(とき)からの ファンだもんexclamation×2
すると…
背後(はいご)にいる 黒(くろ)いTシャツを 着(き)た 人(ひと)たち「『イカ天(てん)』からだってexclamation×2すげーーーexclamation×2exclamation×2exclamation×2
と、どよめきが 起(お)こった。
よしえ虫(むし)は それに ちょっと 満足(まんぞく)しつつ手(チョキ)、無視(むし)して TAKEちゃんと 話(はな)し 続(つづ)けた。

TAKE「えーーー、そうなんやーexclamation×2ぼく、この前(まえ)の α―stationで 初(はじ)めて 知(し)ったんだーハートたち(複数ハート)
目あー、聞(き)いたよexclamationそれゲーム
TAKE「よしえ虫(むし)も 聞(き)いてたんだーゲーム
目人間椅子(にんげんいす)が かかるなんて ありえないって 思(おも)ってたから、はじめは 似(に)ている バンドかと 思(おも)っちゃったあせあせ(飛び散る汗)
TAKE「『瀆神(とくしん)』を 聞(き)いて、スゲーカッコイイーッて思(おも)って、絶対(ぜったい) 生(なま)で 見(み)たいって 思(おも)ったからさー」
目あー、やっぱりるんるんよしえ虫(むし)も 絶対行(ぜったい い)かねばパンチって 思(おも)ったからるんるん
TAKE「だから、今日(きょう)は どうしてもって 言(い)って、会社(かいしゃ)を 30分(さんじゅっぷん) 早(はや)く 出(で)てきたんだーパンチ

ふと、振り返(ふり かえ)ると 人(ひと)だかりが 一段(いちだん)と 増(ま)していた。
さっさと、買物(かいもの)せねば 迷惑(めいわく)に なりそうだった。
目おっと、続(つづ)きは また後(あと)で手(パー)
そして、よしえ虫(むし)は グッズの 右端(みぎはし)に 立(た)って、黒(くろ)いTシャツを 着(き)た スタッフの 女性(じょせい)に、声(こえ)をかけた。
目すみませーんexclamation×2これと、これと、これと、これexclamation×2Tシャツは Sありますか?
スタッフ「Sは 売り切(うり き)れたんですあせあせ(飛び散る汗)
目じゃ、Mでブティック
スタッフ「はい、ありがとうございますぴかぴか(新しい)全部(ぜんぶ) トートバッグに 入(い)れちゃって いいですか?」
目はい、お願(ねが)いしますハートたち(複数ハート)
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となりで TAKEちゃんが、よしえ虫(むし)の 買物(かいもの)の 様子(ようす)を 見(み)ていた。
そして、決心(けっしん)したようだった。
目よしえ虫(むし)は こっち右斜め上
TAKE「じゃ、ぼくも こっちにしよう右斜め上
というわけで、よしえ虫(むし)と TAKEちゃんは おそろいの 黒(くろ)いTシャツを 所有(しょゆう)することになった。
黒(くろ)いTシャツを 着(き)た スタッフの 女性(じょせい)が 手(て)すきに なったので、次(つぎ)なる 目的(もくてき)を 実行(じっこう)することにした。
目あのー、これ メンバーに 渡(わた)して いただけますか?
スタッフ「はいexclamationわかりました手(パー)
目宜(よろ)しく お願(ねが)いします揺れるハート
スタッフ「誰(だれ)か このメンバーに とかって、ありますか?」
目特(とく)に ないんですけど、新(あたら)しい 機材車(きざいしゃ)車(RV)に おねがいしますexclamation×2
よしえ虫(むし)の 言葉(ことば)に スタッフの 女性(じょせい)の 目(め)が 大(おお)きく 輝(かが)いた。
スタッフ「わかりましたハートたち(複数ハート)わーい(嬉しい顔)ハートたち(複数ハート)
目ありがとうございます揺れるハート揺れるハート揺れるハート

さて、もうすぐ 開演時間(かいえんじかん)である。
結局(けっきょく) かなり 後(うし)ろの 方(ほう)で 見(み)ることに なってしまった。
まぁ、そんなに 大(おお)きくない 会場(かいじょう)だから、手元(てもと)まで ちゃんと見(み)えるし、わざわざ 前(まえ)へ 行(い)こうとも 思(おも)わなかった。
TAKE「やっぱり 『シャバダバディアー』って 叫(さけ)ばんとパンチ
目よしえ虫(むし)も CD聞(き)きながら 練習(れんしゅう)するなんて、すっげー 久(ひさ)しぶりだったパンチ
TAKE「うん、この1ヶ月(いっかげつ)は ずーっと 『新青年(しんせいねん)』聞(き)いてたexclamation×2
目あ、これ 『人間椅子(にんげんいす)ギドラ』TAKEちゃんにも あげるよプレゼント
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TAKE「すげーっexclamationこれが 和嶋(わじま)さんで、これが 鈴木(すずき)さん、これが ノブさんかぁ〜かわいい
目車(くるま)の おともに どうぞハートたち(複数ハート)

19:05
SEが 流(なが)れ ステージに メンバーが 現(あらわ)れた。
るんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるん
るんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるん
るんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるん
るんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるん
るんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるん
るんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるん
るんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるん
30年間(さんじゅうねんかん)の 足跡(そくせき)を たどるような、素晴(すばら)らしい ライヴだった。
『無情(むじょう)の スキャット』の アルペジオを 聞(き)いている 時(とき)、なんだか 母親(ははおや)の 気分(きぶん)になった。
わが子(こ)の 演奏会(えんそうかい)を ハラハラしながら 見守(みまも)っている 気分(きぶん)である。

よしえ虫(むし)も 中学時代(ちゅうがくじだい)は ブラスバンド部(ぶ)だった。
しかも フルートだったから、最前列中央(さいぜんれつ ちゅうおう)に 近(ちか)いところで 演奏(えんそう)していた。
きっと よしえ虫(むし)の 母親(ははおや)も こんな気分(きぶん)を 味(あじ)わっていたのだろう。

『無情(むじょう)の スキャット』の アルペジオが かなり 難(むずか)しいことは、和嶋氏(わじま し)も 解説(かいせつ)で 言(い)っておられた。
そして、やや 甘(あま)くなった ピッキングを 聞(き)いた 時(とき)、胸(むね)の 奥(おく)から「がんばったね〜ぴかぴか(新しい)うん いいよ〜ぴかぴか(新しい)」という 声(こえ)が 聞(き)こえ 涙(なみだ)が 出(で)た。

30年前(さんじゅうねんまえ)は、ただただ 衝撃的(しょうげきてき)だった。
楽曲(がっきょく)の 完成度(かんせいど)、演奏力(えんそうりょく)の 高(たか)さに 圧倒(あっとう)された。
そして、今(いま) 30年前(さんじゅうねんまえ)の アルバムを 聞(き)いても 素晴(すば)らしいと思(おも)う。

人間椅子(にんげんいす)デビューから、30年(さんじゅうねん)。
愛(あい)し 続(つづ)けて 30年(さんじゅうねん)。
確(たし)かに、30年(さんじゅうねん)という 年月(ねんげつ)は、0歳(れいさい)の 子供(こども)が 30歳(さんじゅっさい)になるのだから、わが子(こ)の 晴れ姿(はれ すがた)を 見(み)ているようなもの かもしれない。
自分(じぶん)が 過(す)ごしてきた 30年(さんじゅうねん)と 重(かさ)ね 合(あ)わせてみると、ほんとうに 感慨深(かんがい ぶか)かった。

21:30
ライヴが 終(お)わり、黒(くろ)いTシャツの 集団(しゅうだん)が 出口(でぐち)へ 向(む)かっていく。
よしえ虫(むし)と TAKEちゃんは それに 反(はん)して、会場中央(かいじょう ちゅうおう)に 移動(いどう)した。
TAKE「ドリンク もらって こよう喫茶店
目行(い)ってらっしゃい手(パー)
そして、よしえ虫(むし)は ステージ前(まえ)に すすみ、バスドラの アートワークを じっくり 見(み)ていた。
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ベース
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ギター
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TAKEちゃんは 『命の水(いのち の みず)』を 持(も)って、ステージ前(まえ)に 来(き)た。
TAKE「ペプシは あんまり 好(す)きじゃないなぁ〜」
目あそーダッシュ(走り出すさま)

それから、しばらく ライヴの 感想(かんそう)や 音楽遍歴(おんがくへんれき)や 近況(きんきょう)などを 話(はな)した。
TAKE「人間椅子(にんげんいす)を 聞(き)いてたら、YUKIちゃんが『それ 筋肉少女帯(きんにくしょうじょたい)?』って爆弾
目あー、興味(きょうみ)ない 人(ひと)には 同(おな)じに 聞(き)こえるのかパンチ
TAKE「最近(さいきん) バンドを 再開(さいかい)したんだーるんるん
目へぇ〜ぴかぴか(新しい)
TAKE「なんか 自分(じぶん)の 時間(じかん)ができて、すっごく いいかんじいい気分(温泉)
目やっぱり、自分(じぶん)の 好(す)きなことやる時間(じかん)って、大切(たいせつ)だよねいい気分(温泉)
TAKE「うん、ほんと そう思(おも)うぴかぴか(新しい)
目生活(せいかつ)と 楽(たの)しみの時間(じかん)の バランスだよね〜いい気分(温泉)

そんなことを 話(はな)しながら 会場(かいじょう)を 出(で)て、入り口(いり ぐち)の 巨大(きょだい)ポスターの 前(まえ)で お互(たが)いに 記念撮影(きねんさつえい)の 撮(と)りっこ。
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TAKEちゃんは 地下鉄(ちかてつ)で 帰(かえ)るので、四条高倉(しじょうたかくら)の バス停(てい)で 別(わか)れた。
よしえ虫(むし)は バスに 乗(の)り、頭の中(あたま の なか)で 今日(きょう)の セットリストの 楽曲(がっきょく)を 反復(はんぷく)しながら、立(た)って 外(そと)を 眺(なが)めていた。
充実感(じゅうじつかん)と 高揚感(こうようかん)、そして 一抹(いちまつ)の 淋(さびしさ)しさ…。
これも、よしえ虫(むし)の 胸(むね)に よみがえった 亡霊(ぼうれい)だ。
次(つぎ)は いつ よみがえるのだろう。
それまでは、また インターネットで 再生(さいせい)し、カラオケで 歌(うた)い、CDを 購入(こうにゅう)して 応援(おうえん)するしかないが…。
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会場(かいじょう)で 購入(こうにゅう)した『椅子の中から(いす の なか から)』を 読(よ)みながら、これまでの 楽曲(がっきょく)を 復習(ふくしゅう)するのが これからの 楽(たの)しみになった。
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posted by よしえ虫 at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 公演 Live

2014年11月30日

ほっこり Book カフェ

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さて、今月(こんげつ)の 締(し)めくくりに ひとつ イベントが ありました。
よしえ虫(むし)も 企画(きかく)に 参加(さんか)してきました。

数回(すうかい)の ミーティングで なんとか 形(かたち)になりそうな…
でも、不安(ふあん)だらけで 当日(とうじつ)を 迎(むか)えました。

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受付(うけつけ)で よしえ虫(むし)も みなさんを お出迎(でむか)えしました。

みなさんには、簡単(かんたん)な アンケートを お願(おね)いしました。
「理想的(りそうてき)な 男性(だんせい)について 教(おし)えてください」

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おや、KYさんが 真剣(しんけん)に 書(か)いていますexclamation×2

RY「あぁ〜あせあせ(飛び散る汗)緊張(きんちょう)してきましたふらふら
目まぁ、大丈夫(だいじょうぶ)だよいい気分(温泉)

ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)

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図書室(としょしつ)の 方(かた)に 写真(しゃしん)を とって もらいました。
ありがとうございますぴかぴか(新しい)

みなさんの ご意見(いけん)、共感(きょうかん)など、たくさん いただくことができました。
ご参加(さんか)くださった みなさん、本当(ほんとう)に 感謝(かんしゃ)しています。
そして、晩秋(ばんしゅう)の 休日(きゅうじつ)に 時間(じかん)を さいて 足(あし)を お運(はこ)び いただいたこと、心(こころ)より 御礼申(おんれい もう)し上(あ)げます。
ありがとうございましたぴかぴか(新しい)
posted by よしえ虫 at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 公演 Live

2013年07月19日

UrBANGUILD Live. Caitlin Coker

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今日(きょう)、午前(ごぜん)の 授業(じゅぎょう)で、
CC「先生(せんせい)、今日(きょう) 踊(おど)るんですけど…」
と、軽(かる)く 相談(そうだん)された。
目うん、変(へん)じゃないよ。おもしろいと 思(おも)うなぁ。
CC「時間(じかん)が あったら 見(み)に来(き)てくださいハートたち(複数ハート)
わーい(嬉しい顔)ありがとう揺れるハート

夜というわけで、21時(じ)過(す)ぎに、木屋町(きやまち)に 到着(とうちゃく)した。
古(ふる)いビルの 階段(かいだん)を ぐるぐると 上(あ)がっていくと、木戸口(きどぐち)と 呼(よ)ぶに ふさわしい 受付(うけつけ)がある。
そこで、予約名(よやく めい)を 告(つ)げて、入場(にゅうじょう)するのである。

ちょうど ステージでは 舞踏(ぶとう)と サックスの 演奏(えんそう)による パフォーマンスが 行(おこな)われていた。
暗(くら)い 会場(かいじょう)に 目(め)が 慣(な)れてくると、いつもより 空(す)いている という感(かん)じがした。
各(かく)テーブルに 数名(すうめい)ずつ、ほどよい 間隔(かんかく)を あけて、観客(かんきゃく)が 座(すわ)っていた。

パフォーマンスが 終了(しゅうりょう)したあと、ビールを もらいに行(い)った。
瓶(びん)から 直接(ちょくせつ) やりながら、木戸口(きどぐち)で もらった、パンフレットの束(たば)を めくった。

幕間(まくあい)の セッティング待(ま)ち…
手持ち無沙汰(てもちぶさた)だったので、最近読(さいきん よ)んでいる
『建築の政治学(けんちく の せいじがく)』磯崎新(いそざき あらた)
を、取り出(とりだ)して ページを 繰(く)っていた。

すると、誰(だれ)かに 肩(かた)を たたかれた。
振り返(ふりかえ)ると、Dくん だった。
D「先生(せんせい) お久(ひさ)しぶりです手(パー)
目あぁ、Dくん。
D「今日(きょう)の CCの 衣装(いしょう) すごく上等(じょうとう)なんですよ〜」
Dくんは、仕事柄(しごとがら)、生地(きじ)のことも よく知(し)っている。
目うん、今朝(けさ) 授業(じゅぎょう)で 聞(き)いたよ。神職(しんしょく)の 袴(はかま)なんだってね。
D「そうですexclamationそれも、1回(かい)の 神事(しんじ)にしか 使(つか)わない 特別(とくべつ)な 代物(しろもの)らしいですよぴかぴか(新しい)

やがて、会場(かいじょう)の ライトが 落(お)とされた。
次(つぎ)の パフォーマンスが 始(はじ)まる。
Dくんとの おしゃべりも、ここで 一度(いちど) 中断(ちゅうだん)。

「旅猫(たびねこ)」という ベースと ジャンベの デュオである。
ジャンベ奏者氏(そうしゃ し)が ブルキナファソで 覚(おぼ)えてきたという 音楽(おんがく)を、ベース奏者氏(そうしゃ し)が、アレンジを 加(くわ)えて オリジナルとした。
まさに 「融合(ゆうごう)」という 言葉(ことば)が ぴったりな 楽曲(がっきょく)であった。
ベース奏者氏(そうしゃ し)が、ウッドベースに 持ち替(もちか)えた。
ひらめき
ここで、なんだか 今朝(けさ)の 授業(じゅぎょう)の ことを 思い出(おもいだ)した。
70年代(ねんだい)の 新(あたら)しい 芸術活動(げいじゅつかつどう)の 動(うご)き。ミクスドメディア あるいは、インスタレーションによる 芸術(げいじゅつ)。
そこに 組み込(くみこ)まれていく 思想(しそう)、若者(わかもの)、流行(りゅうこう)…
三島由紀夫(みしま ゆきお)の 自決(じけつ)が 日本(にほん)の 若者(わかもの) あるいは 文化(ぶんか)に 与(あた)えた影響(えいきょう)は…
三島由紀夫(みしま ゆきお)は 自決(じけつ)も 自己表現(じこひょうげん)と 位置(いち)づけていた…
60年代(ねんだい)との 決別(けつべつ)。
確固(かっこ)たる 思想(しそう)のないまま さまよう 学生運動(がくせいうんどう)…
確固(かっこ)たる 思想(しそう)を持(も)った 芸術家(げいじゅつか)…
思考(しこう)は 時計(とけい)を 逆回転(ぎゃくかいてん)させていった。

やがて、音楽(おんがく)が 再開(さいかい)された。
トルコ民謡(みんよう)が ウッドベースと ブラジルの太鼓(たいこ)で 演奏(えんそう)された。
まさしく アジアの 音色(ねいろ)だった。
根底(こんてい)に 流(なが)れる、何物(なにもの)にも 替(か)えがたい アジア的(てき) ノスタルジーを 感(かん)じた。

アコーディオンを 加(くわ)えて、即興(そっきょう)が 始(はじ)まった。
タイムペインティングによって ステージが 彩(いろど)られていった。

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ステージ中央(ちゅうおう)に 真っ白(まっしろ)な CCさんが うずくまる。
ゆっくりと 立ち上(たちあ)がり やがて 激(はげ)しく 回転(かいてん)し始(はじ)めた。



今回(こんかい)の 衣装(いしょう)は 袴(はかま)を 胸(むね)まで 引き上(ひきあ)げ、前後(ぜんご) 逆(ぎゃく)に している。

ここに よしえ虫(むし)は、「神聖(しんせい)なる エロティシズム」を 見出(みいだ)した。
神(かみ)との 性的交渉(せいてきこうしょう)を 連想(れんそう)してしまったのだ。
この発想(はっそう)には、明(あき)らかに、最近(さいきん)の 読書傾向(どくしょ けいこう)の 影響(えいきょう)があるだろう。
マルセル・デュシャン(Marcel Duchanp)の 作品群(さくひんぐん)に 何(なに)を 見(み)るか?
形(かたち)に できない 人間(にんげん)の 心理(しんり)が、象徴的(しょうちょうてき)な 表現(ひょうげん)によって 可視化(かしか)される。

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よしえ虫(むし)は 今回(こんかい)の CCさんの 踊(おど)りを、「神化(しんか)」と 呼(よ)びたい。
CCさんが どこまで 伸(の)びていくのか 非常(ひじょう)に 楽(たの)しみである。

パフォーマンスが 終(お)わって、CCさんや Dくんと 少(すこ)し 話(はなし)をした。
今回(こんかい)の 感想(かんそう)や 謝意(しゃい)を 伝(つた)え、会場(かいじょう)を 後(あと)にした。


帰途(きと)、脳裏(のうり)には、回転(かいてん)しながら 上昇(じょうしょう)していく CCさんの イメージが 焼き付(やきつ)けられていた。
このまま 明日(あす)の朝(あさ)を 迎(むか)えるべく、早々(そうそう)に 就寝(しゅうしん)したい と思(おも)い、帰宅(きたく)を 急(いそ)いだのだった。

posted by よしえ虫 at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 公演 Live

2013年01月25日

再構築(さいこうちく)〜rebuild〜

先日(せんじつ)、よしえ虫(むし)は ちょっとした 事故(じこ)にあった。
原因(げんいん)は 自分(じぶん)にあるので、致し方(いたしかた)ない。
それで、アルフレッドくん≪よしえ虫(むし)の 自転車(じてんしゃ)の 名前(なまえ)≫を 修理(しゅうり)することになった。
まぁ、以前(いぜん)から 気(き)になっていたので いいチャンスでもあった。
そして、自分(じぶん)の手(て)で 修理(しゅうり)することに した。

Before
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After
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かくして アルフレッドくんは 再構築(さいこうちく)されたのであった。
そして、ひしゃげた 車輪(しゃりん)は 庭(にわ)の オブジェに しようと 玄関先(げんかんさき)に 置(お)いておいた。
数日後(すうじつご)、同(おな)じ アパートの住人(じゅうにん)である CCさんから メールがあった。
CC「mail toあれ 借(か)りてもいいですかexclamation&question
なんと、CCさんが パフォーマンスで 使(つか)いたいと いうのである。
もちろん 快諾(かいだく)した。
さらに、CCさんが よしえ虫(むし)を そのライヴに 招待(しょうたい)してくれたのだった。

モバQモバQモバQモバQモバQ
授業(じゅぎょう)が おわって、猛(もう)ダッシュで 会場(かいじょう)へ。
モバQモバQモバQモバQモバQ

CCさんの 出番(でばん)に 間に合(まにあ)った。

そして、ステージに かの車輪(しゃりん)が 安置(あんち)された。
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今回(こんかい)は、アコーディオン、チェロの 演奏(えんそう)と、タイムペインティングとの コラボレーションである。

背(せ)を 向(む)けて 電話(でんわ)に むかい、滔滔(とうとう)と 「再構築(さいこうちく)」を 説(と)きはじめた。
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日々(ひび) 生死(せいし)を 繰り返(くりかえ)して、「再構築(さいこうちく)」を していく 生命体(せいめいたい)。
生命(せいめい)の 維持活動(いじかつどう)とは、常(つね)に 更新(こうしん)されていくことである。
そして、『わたし』は 昨日(きのう)と 今日(きょう)と 明日(あした)…常(つね)に 違(ちが)う 存在(そんざい)なのだ。



CCさんの 手(て)によって、ゆがんだ 車輪(しゃりん)は 聖(せい)なる象徴(しょうちょう)へと 昇華(しょうか)された。

聖(せい)なる存在(そんざい)から、転化(てんか)していく…

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身体(しんたい)は 再構築(さいこうちく)され続(つづ)ける。

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美(うつく)しく 力強(ちからづよ)く 踊(おど)る CCさんに 感動(かんどう)した。
そして、CCさんに 惹(ひ)かれている 自分自身(じぶんじしん)を、再認識(さいにんしき)した。

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聖(せい)なる 光(ひかり)の 輪(わ)の中(なか)で、次(つぎ)なる 再構築(さいこうちく)を 模索(もさく)しているかのように、厳(おごそ)かに 空(くう)を 見(み)つめていた。
一事(いちじ)が 終(お)わりを 告(つ)げたとき、新(あら)たな 一事(いちじ)が 始(はじ)まる。
そうして、日々(ひび)の 営(いとな)みが 続(つづ)いていくのだ。
その終末(しゅうまつ)を 迎(むか)えたものに、拘泥(こうでい)する 時間(じかん)は ない。
既(すで)に、再構築(さいこうちく)は 始(はじ)まっているのだから。
posted by よしえ虫 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 公演 Live

2012年03月25日

剃髪式(ていはつしき)

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本日(ほんじつ)CCさんの 友人(ゆうじん)である Kくんが 長期活動休止前(ちょうき かつどうきゅうし まえ)の ラストライヴを 行(おこ)なった。
故(ゆえ)あって 仏門修行(ぶつもんしゅぎょう)に 行(い)くためである。
そのため、人前剃髪式(じんぜん ていはつしき)?を 敢行(かんこう)したのであった。
写真(しゃしん)は CCさんが Kくんの 髪(かみ)を 刈(か)っている様子(ようす)。
Kくんは、しばし 決別(けつべつ)しなければならない 煩悩(ぼんのう)どもを 堪能しつつ、友人(ゆうじん)たちによって 髪(かみ)を 落(お)とされていった。

セレモニーの前(まえ)には、Kくんの 所属(しょぞく)する バンドの 演奏(えんそう)や 
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CCさんの ダンスパフォーマンスもあって
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関係者(かんけいしゃ)でなくとも、楽(たの)しめるものだった。

長髪(ちょうはつ)だった Kくんが、荒(あら)さは 残(のこ)るものの 僧侶然(そうりょ ぜん)とした 姿(すがた)になると、会場(かいじょう)は 最高潮(さいこうちょう)に達(たっ)した。
拍手喝采(はくしゅかっさい)の中(なか)、Kくんが 静(しず)かに 話し始(はなしはじ)めた。
剃髪(ていはつ)し、すでに 達観(たっかん)した僧侶(そうりょ)かのような あいさつに、会場(かいじょう)から 冗談交(じょうだん ま)じりの コールも かかっていた。
あたたかい 仲間(なかま)に 見送(みおく)られ、しばしの 暇を請(いとまをこ)う Kくん…
また 演奏(えんそう)が 聞(き)ける日(ひ)を 心待(こころま)ちにしてやまない。
いってらっしゃい、Kくん!
posted by よしえ虫 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 公演 Live

2012年03月20日

『ハクバ』 デビュー ライヴ

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京都市左京区内(きょうとし さきょうく ない) 某所(ぼうしょ)

CCさんが 加入(かにゅう)する ヌルロック系(けい)バンド
ハクバの デビュー ライヴが 決行(けっこう)された。
昨年暮(さくねんくれ)に ユニットとして ライヴを 行(おこ)なってはいたものの、バンド名(めい)もなく 試験的(しけんてき)な ライヴであった。
それが 今回(こんかい) バンドスタイルを 整(ととの)えて、正式(せいしき)な お披露目(ひろめ)となった。

ギターの Kさん 制作(せいさく)の 衣装(いしょう)を まとって 登場(とうじょう)。

オリジナル楽曲(がっきょく)も 増(ふ)え、CCさんの MCも入(はい)って 今後(こんご)の 展開(てんかい)に 期待(きたい)したい。
posted by よしえ虫 at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 公演 Live

2011年12月25日

風呂の湯ぬるい(ふろのゆぬるい)

河原町今出川下がる(かわらまちいまでがわさがる)
Socrates
狂人企画(きょうじんきかく)

今日(きょう) CCさんが ベースデビューする。

Seiranと ともに、
ライヴハウス初体験(はつたいけん)のSNさん KSさんと 待ち合(まちあ)わせて、
地下(ちか)への 階段(かいだん)を 降(お)りていった。

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静(しず)かに 出番(でばん)を 待(ま)つ CCさんをみつけ、
手土産攻撃(てみやげこうげき)に あわせる SNさんと KSさん…
なんだか、場所(ばしょ)に 似合(にあ)わない ほほえましい 光景(こうけい)であった。

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まるで、常連(じょうれん)のように 席(せき)を 陣取(じんど)るSNさん。

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出番直前(でばんちょくぜん)、セッティング中(ちゅう)の CCさん。

さて、今日(きょう) 披露(ひろう)する デビュー曲(きょく)
『風呂の湯ぬるい(ふろのゆぬるい)』
は、授業(じょぎょう)のときに 歌詞(かし)の アイデアを まとめたものである。
はたして、どんな 楽曲(がっきょく)に 仕上(しあが)がったのか…。
いささか よしえ虫(むし)も 緊張(きんちょう)してきた。

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いよいよ 演奏(えんそう)が 始(はじ)まった…



なるほど。
歌詞(かし)が 激(はげ)しいぶん、ヤワイ演奏(えんそう)で 中和(ちゅうわ)されているし、ギャップも おもしろい。
他(た)の バンドも メタルやハードロックであったから、息抜(いきぬ)きに なっていた。
この路線(ろせん)を ぜひ キープしてもらいたい。

CCさん ベースを おろし…

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今(いま)までの ユルさとの 落差(らくさ)もあって、オーディエンスの 意表(いひょう)をついたようだ。

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激(はげ)しく うねる身体(しんたい)。今日(きょう)の テーマは 『もやもや』。
KSさんに 捧(ささ)げる ダンスだそうである。

電車(でんしゃ)の 時間(じかん)がある SNさん KSさんは 先(さき)に 会場(かいじょう)を あとにした。

メタル〜ユルポップ〜韓国(かんこく)ロック〜ビッグバンド… なんとバラエティーに 富(と)んだ 企画(きかく)であろう。
全体的(ぜんたいてき)に ドラムスの レベルが 高(たか)かったのが 意外(いがい)であった。
Seiranとともに 最後(さいご)の バンドまで 鑑賞(かんしょう)し、帰宅(きたく)した。

posted by よしえ虫 at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 公演 Live